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閑話休題。
さて、今日3月23日の誕生花は「ハナミズキ」です。我が家が面している道路の街路樹もハナミズキで、毎年春になると白・ピンク・赤の花を咲かせてくれます。
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ハナミズキ (花水木) の由来
ハナミズキの英名は、Dogwoodです。樹皮の煮汁が犬の皮膚病治療に使用されたことが由来ともいわれています。北米原産でありアメリカを代表する花のひとつです。
ハナミズキが日本へやってきたのは1915年だそうです。当時の東京市長、尾崎行雄が、米国ワシントンD.C.へサクラを寄贈した際、そのお返しとしてハナミズキが日本に贈られました。
そして、「返礼」の花言葉がつけられます。花言葉には、他に「永続性」「私の想いを受けてください」があります。
英語の花言葉は、「durability(永続性、耐久性)」「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」「Am I indifferent to you?(私があなたに関心がないとでも?)」だそうです。
一青窈さんが歌った「ハナミズキ」も有名ですね。
花言葉の「永続性」に思うこと
桜もそうですが、ハナミズキなども毎年春になると必ず美しい花を咲かせてくれます。
どんなに厳しい冬が続こうと、あるいは暖冬の年であっても、春になると多少の時期のズレはあれ必ず咲きます。
1本1本の木には寿命があって、未来永劫同じ木に花が咲くわけではありませんが、確実に子孫を残し、花を咲かせることには永続性があるように思えます。
ハナミズキに感情はないと思いますが、その淡々とした永続性には、何か余計なモノを身につけない潔さを感じてしまいます。
ハナミズキなどの木々は、この地球上では人類などより遥か昔から存在したのでしょうね。そう思うと、人類はその誕生から、かくも短い間になんと余計なモノを身につけてしまったのだろうと考えてしまいます。
進化という言葉と引き換えに、淡々とした潔さを失ってしまったのかな、などと思う春の昼下がりなのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.3.23記)