さて、今日は「幽霊の日」だそうです。こんな日もあるのですね…
「幽霊の日」の由来
今から190年前の1825年 (文政8年) 7月26日に、江戸の中村座で四世鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演されたことに由来しています。
四谷怪談 (よつやかいだん) とは、元禄時代に起きたとされる事件を基に創作された日本の怪談です。
江戸の雑司ヶ谷四谷町 (現・豊島区雑司が谷) が舞台となっています。
基本的なストーリーは、「貞女・岩が夫・伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たす」というもので、鶴屋南北の歌舞伎や三遊亭圓朝の落語が有名です。
「幽霊の日」に思うこと
怪談といえば「四谷怪談」と並んで「番町皿屋敷」も有名ですね。
武家の奉公人お菊が、家宝の皿を割ったと無実の罪を着せられ、お手討ちになる前に自ら古井戸に身を投げてしまいます。
それから、夜な夜な亡霊として現れ、皿の数を「いちま〜い、にま〜い、さんま〜い・・・」と数える、という怖いお話しです。
この怪談で思い出すのは、小さい頃に聞いた落語です。10枚の皿のうち1枚を割ってしまい、夜な夜な9枚まで数えては、また1枚目から数え直すというのがこのお話しなのですが、この落語では4枚までしか数えられません。
なんでも数を数えるのに、丁寧に「お」を頭につけていたとか。
「おいちま〜い…」
「おにま〜い…」
「おさんま〜い…」
・・・
・・・
「おしま〜い」
おそまつ・・・(^^;
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.7.26記)