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さて、あの雪が降って寒かった3月21日の「春分の日」から1ヶ月、今日4月20日は、二十四節気の第6「穀雨」です。
4月に入って、早くも上旬・中旬が過ぎて、いよいよ下旬に突入する時期となりました。初旬には街中で目立った新入社員も、だんだん景色に溶け込んできているようです。
二十四節気の第6「穀雨 (こくう) 」
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二十四節気は期間としての意味もあり、4月20日から次の節気の「立夏」前日 (5月4日) までを「穀雨」というのです。穀雨の終わりごろ、立夏直前の5月2日は「八十八夜」です。
この時期は、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降る頃です。穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことを指します。
江戸時代に書かれた『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されているそうです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、4月19日に発表した関東甲信地方の4月21日から5月20日までの天候見通しによると、平年と同様に晴れの日が多く、気温は高めで、降水量は平年並みになりそうです。
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実りの秋、恵みの秋を目指して
自然の営みは、実に着実です。そして、その自然の営みに合わせて、農作物を育てていくのは、人間の知恵です。
でも、時として自然は気まぐれで、干ばつや大雨洪水、台風被害などをもたらしますが、これは人間の力ではどうしようもありません。
今年も、実りの秋には、無事に収穫が行われることを願っています。
自然と言えば、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山のえびの高原・硫黄山が噴火しました。硫黄山の噴火は1768年以来で、250年ぶりだそうです。
霧島連山では、硫黄山の南東約5キロの新燃岳でも、3月6日に7年ぶりの爆発的噴火が発生し、噴火警戒レベル3が継続しています。
専門家によると、今回の硫黄山噴火は、2011年の新燃岳の噴火から一連の流れにあり、新燃岳など霧島連山全体の火山活動に数年スケールで注意が必要、ということです。
日本列島は、火山列島なのでやむを得ない自然の営みとはいえ、大きな被害を及ぼすような噴火は起きて欲しくないものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.4.20記)