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さて、今日11月16日は「国際寛容デー」です。
「国際寛容デー」とは?
今から23年前の1995年 (平成7年) 11月16日に、ユネスコ総会で「寛容原則宣言」と「国連寛容年のためのフォローアップ計画」が採択されました。
これを記念して、1996年 (平成8年) 12月12日の国連総会で制定された記念日です。国際デーの一つで、英語では「 International Day for Tolerance 」となっています。
寛容の精神を貫くのは難しい
2013年の「国際寛容デー」に、国連事務総長が発表したメッセージに次の一文があります。
寛容は受動的なものではありません。特に意見の違いがある場合には、相互の理解と尊重に基づき手を差し伸べるという能動的な選択が必要です。
複雑化した現代社会にあっては、毎日毎日不可解な事件が起きますし、周囲の人間関係でややこしい思いをすることも多いと思います。
イライラもすれば、プチッと1本や2本血管が切れる思いをすることも多いでしょう。人間であれば、寛容の精神を貫くことはなかなか難しいことですが、いたずらにストレスを溜め込んでも身体に良くありません。
自分と他人は違うレイヤー (層) に生きている
そうしたややこしいことに苛立つ原因の多くは、自分と他人と比較することにあるのかもしれません。
「常識では考えられない」という場合の常識は、あくまで自分のもの。
「なぜ、あの人はあんなことをするのか (言うのか)」と思うのは、自分と比較するから。
そうした比較をするのは、自分と他人が同じレイヤー (層) に生きていると考えているから。もし、自分と他人は違うレイヤー (層) に生きているのだ、と思えれば、いたずらに比較することはなくなり、ストレスも減ると思うのです。
違うレイヤー (層) といっても、どちらが上とか下とかではありません。強いて言えば、自分より年上の人は上のレイヤー (層) にいて、年下の人は下のレイヤー (層) にいる、としましょう。別に歳が上だから偉いというわけではありません。
うまく表現できませんが、僕はそんなふうに考えています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.11.16記)