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さて、今日11月17日は「十日夜」です。
「十日夜 (とおかんや) 」とは?
十日夜は、旧暦の10月10日に主に東日本で行われる収穫祭の事を言います。
稲の収穫を祝って、刈り上げ餅と呼ばれる牡丹餅を作り神棚に祀るなどの行事や、稲刈り後の藁(わら) を束ねて藁鉄砲を作り地面を叩きながら唱え事をして地の神を励ます行事などが行われます。
藁鉄砲で地面を叩くのは、農作物に悪戯をするもぐらを追い払うためだとも言われています。
昔は、この日には田の神様が里を離れ山に帰るとされ、稲刈りはこの日まで終わらせなければならないと考えられていました。
また、この夜の月は、中秋の名月、後の月に続く「三の月」と呼ばれ、観月の対象にされています。
今年の収穫に感謝する
今年は異常気象で、夏はあまりの暑さで野菜などの生育に被害が発生し、秋にかけては巨大台風の上陸が続き、作物を根こそぎ奪っていく被害が発生しました。
そのため、野菜をはじめとする農作物の値段が上がり、お店に行けば値札を見て溜息が出る日々でした。
それでも今は、店頭には溢れるほどの収穫物が並び、値段も落ち着いてきました。
いろいろありましたが、こうした日常を過ごせることに感謝し、穏やかな年末を迎えることができるよう願っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.11.17記)