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さて、今日11月27日は「ノーベル賞制定記念日」です。
「ノーベル賞制定記念日」とは?
ノーベル賞は、スウェーデンの化学者ノーベルが遺言で、自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいと記したことから創設されました。
ノーベルが遺言に署名したのが、1895年 (明治28年) の11月27日だったことから、この日がノーベル賞制定記念日になったのです。
そして、その後1901年 (明治34年) にノーベル賞の第1回授賞式が行われました。
ノーベルの遺産を元にした基金168万ポンドで、毎年その利子が、物理学・化学・生理学医学・文学・平和事業の5分野に貢献した人に贈られています。1969年 (昭和44年) には、経済学賞が追加されました。
毎年ノーベルの命日の12月10日に、平和賞はオスロで、その他の賞はストックホルムで授賞式が行われています。
日本人のノーベル賞受賞者
今年は、がんの免疫療法を開発した京都大の本庶佑 (ほんじょ・たすく) 特別教授が、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。これで、日本の受賞者は米国籍取得者を含め計26人となりました。
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がん撲滅へ
今や、日本人の2人に1人が、がんになり、3人に1人が、がんで亡くなる時代になってしまいました。(厚生労働省の資料参照)
今年のノーベル賞を受賞した本庶氏が開発した、がんの免疫療法は、外科手術と放射線療法、抗がん剤などの化学療法に加えて、第4の治療法を確立したとして評価されたものです。
他にも、がんを尿や血液で早期発見する研究も進んでいます。
近い将来、がんが撲滅されることを大いに期待させる動きです。これからも注目していきたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.11.27記)