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さて、今日12月14日は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入った「忠臣蔵の日 」です。
「忠臣蔵の日」とは?
今から315年前の元禄15年 (1703年) 12月14日に、大石内蔵助をはじめとする赤穂浪士 (四十七士) が、主君浅野内匠頭の無念を晴らすべく、吉良上野介邸に討ち入りを行ないました。
これにちなんで、赤穂市では赤穂義士祭、赤穂浪士の墓所泉岳寺においては義士祭が行われます。
江戸本所松坂町にあった吉良邸の一部は現在松坂公園となり、毎年この日は元禄市で賑わうそうです。午前中は義士祭、午後は吉良祭が行われるとか。
初志貫徹する強い意志を持てるか
忠臣蔵といえば、大石内蔵助を筆頭とする赤穂浪士たちが、艱難辛苦を乗り越え、長い時を耐えに耐え、そしてとうとう討ち入りを果たし、見事本懐を遂げて清々しく散っていく・・・というストーリーで、戦後も数々のドラマや映画が制作されてきました。
日本人のDNAに受け継がれてきた心情に訴えるそのストーリーは、江戸時代から現代に至るまで、人々の心を打ち続けてきました。
ただ、現代の若者たちには、ピンとこないかもしれません。主君の無念を晴らすために仇討ちをして自決する、などという生き様は信じ難いようです。
しかし、自らが信じた初志を貫徹する意志の強さは、現代でも見習いたいものです。
ちなみに、「意志」と「意思」をどのように使い分けるか、悩んだことがあり、調べたことがあります。
「違いが分かる事典」によると、次のように説明されていました。
意志は「意志を貫く」や「意志が固い」というように、ある物事を成し遂げようとする積極的な気持ちを表すことに重点を置いた場合に用いる。
意思は「本人の意思を確認する」や「意思表示」のように、表す対象が、単なる考えや思いの意味に重点を置いた場合に用いる。
「出馬の意志」と「出馬の意思」のように、意志 (意思) の前後にくる言葉が同じであっても、使われる場面、意識などの違いによって、使用する漢字も使い分けられる。
初志を貫徹するには、さまざまことに耐え、忍び難きを忍ぶことが必要でしょう。そのためには、強靱な精神力すなわち強い意志が求められます。
我と我が身を振り返れば、意志の弱さを嘆く場面が多くあります。(^^;
これからも自らの精神力を鍛え、強い意志を身に付けるべく努めていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.12.14記)