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さて、「今日の一言メモ」第36回です。
今日は「建国記念の日」
今日は祝日、「建国記念の日」です。ただ、多くの人が「建国記念日」と覚えているようです。現在、1年に祝日は16日ありまが、そのうち「の」が付かない祝日が3日、付く日が13日あります。
「の」が付かない祝日は、元旦・憲法記念日・天皇誕生日といった、その日でなければならない (動かせない) ものです。
一方、「の」が付く祝日は、その日でなくても良い (複数候補がある) ものです。ちなみに「建国記念の日」が2月11日になったのは、初代天皇とされる神武天皇が紀元前660年に即位した日だからです。
しかし、他にも聖徳太子が十七条憲法を発布した4月3日や終戦記念日の8月15日など、建国とされる日の候補が複数あったため、「の」が付く祝日となったそうです。僕もつい最近知りました。(こちらのサイト参照)
天照大御神を祀る総本社「伊勢神宮」
皇室の系図は『古事記』『日本書紀』を始めとする史書に基づいて作られています。
その起源は、紀元前660年に即位した神武天皇ですが、更には、その始祖である天照大御神 (あまてらすおおみかみ) に始まるとされています。
天照大御神は、日本神話に登場する神で皇室の祖神であり、日本民族の総氏神です。天岩戸 (あまのいわと) の神隠れで有名ですね。
天照大御神を祀る神社を神明神社といって、全国各地にありますが、その総本社はご存知の通り、神宮 (伊勢神宮) の内宮 (皇大神宮) です。
伊勢神宮について、Wikipediaで調べると次のように記載されています。
伊勢神宮には、太陽を神格化した天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ <天照大御神>) を祀る皇大神宮と、衣食住の守り神である豊受大御神 (とようけのおおみかみ) を祀る豊受大神宮の二つの正宮があり、一般に皇大神宮は内宮(ないくう)、豊受大神宮は外宮(げくう)と呼ばれる。
広義には、別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)を含めた、合計125の社宮を「神宮」と総称する。この場合、所在地は三重県内の4市2郡に分布する。
786 (なやむ) のではなく、78910 (なな・やー・くー・とー) でいくのだ!
5年前に伊勢神宮に参った際、伊勢神宮に長年縁 (ゆかり) のある方からお話しを聞くことができました。それは以下のような内容でした。
人間誰しも、煩悩はある。どんな高位のお坊さんであっても、煩悩からは逃れられない。
生きていくことは、辛く苦しいことの連続かもしれない。あれに惑い、これに悩み生きていくもの。
しかし、そうした煩悩を持てる動物は、人間だけだ。チンパンジーに煩悩はない。
そして、誰しも持っているのが煩悩である。だが、その煩悩について、悩み続けることはやめること。
「なやむ」とは「786」と書く。7から8へと進んでいるのに、なぜ6に戻ってしまうのか。
そうではなく、ナナヤーときたら、クー、トォー!と気合いを入れて進むのだ。「78910」である。
人間はいろんな苦労をしょいこむ。でも、その苦労を思い煩い、悩む必要はまったくない。
苦労こそが、人間を成長させ、成功させる原動力なのだ。
だから、苦労することが見えてきたら「よし!これで自分は成長できる!成功できる!」と信じて、喜々としてその苦労に取り組んだら良い。
どうか、この伊勢の地に身を置いたことを喜び、この時からそうした思いで強く生きて欲しい。
素直に心に響いた言葉でした。7と8にせっかく進んだのに、なぜ6に戻ってしまうのか、気合いで「くー・とー!」と進んでいくのだ、という言葉に奮い立つものを感じました。
自分の中に芽生えた小さな不安を、いたずらに大きくしてしまう悪い癖があります。そんな無意味なことをして、それでクヨクヨ悩んでどうするのでしょう。
そんな時は、「後ろには戻らない!前に進むのだ!」と心の中で呟きたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.11記)