Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・あえて変化の先頭に立ち、その生み手となる

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第50回です。

日本は既に下山の時代を迎えている

以前、このブログで日本の現状を以下のように纏めたことがあります。異論もあろうかと思いますが、個人の意見ということでご容赦下さい。

  1. 日本の人口推移を2015年の国勢調査で見ると、人口減少が初めてデータとして示された。
     
  2. 現在の出生率や死亡率が、このまま将来まで変わらないという前提で計算すると、数百年後には総人口が2000人程度となり、日本消滅が絵空事ではなくなる。いわば「静かなる有事」と言える。
     
  3. 日本という国自体が、既に下山の時代を迎えたということ。
     
  4. 一方、個人については、まもなく「人生100年時代」が到来し、みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代は終わりを告げる。
     
  5. これからは、この3つのステージだけではないマルチステージを生きていく必要がある。
     
  6. 次のステージに移る (次の山に登る) ためには、今のステージから一度降りて (今の山から下山して) 準備する必要がある。
     
  7. 準備とは、休息を取るだけではなく、投資とリ・クリエーション (再創造) の時間を持つことである。

シニア・シルバー世代は、一度下山してどう生きるか

一度山を下りる年代というと、会社勤めをしていれば定年を迎える頃でしょう。最近では、定年を待たずにアーリーリタイアメントして、次の山を登り出す方も増えています。

となると、中心はシニア (50代前半〜60代前半) 世代です。二度目の山を登る準備をしている、あるいは登っている途中なのが、シルバー (60代後半以降) 世代になるでしょうか。

この世代は、社会経験が長いことが強みです。一方、過去の成功体験や以前通用したやり方が、手枷足枷となってしまうケースもあります。

これまで積み重ねてきた経験や、体得してきた人情の機微などの感覚を生かせば、いくらAIが発達しようと敵わないものがあるはずです。

ただ、そうした経験や感覚などを、新しい時代に合うようにアップデートするためには、投資を行って研鑽を怠らず、自らリ・クリエーション (再創造) していく必要があるでしょう。

「あえて変化の先頭に立ち、その生み手となる」

現代経営学そしてマネジメントの父とでも言うべきピーター・ドラッカーの言葉です。(こちらのサイト参照)

ドラッカーは言います。

変化はコントロールできない。
できるのは変化の先頭に立つことだけである。

自ら未来を作ることにはリスクが伴う。
しかし、自ら未来を作ろうとしないことのほうが
リスクが大きい。

成功するとは限らない。

だが、自ら未来を作ろうとせずに
成功することはない。

というわけで、シニア・シルバー世代が、これからの時代を逞しく生きていくためには、自ら未来を作るリスクを負い、変化の先頭に立つ気概を持つことが求められていると思うのです。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2019.2.27記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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