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さて、「今日の一言メモ」第77回です。
今日は「国際子どもの本の日」と「図書館開設記念日」
まず、「国際子どもの本の日」ですが、これは4月2日が、デンマークの童話作家・アンデルセンの誕生日であることから、1996年(平成8年)に日本国際児童図書評議会などが制定した記念日です。
もう1つの「図書館開設記念日」ですが、これは1872年 (明治5年) のこの日に、我が国初の官立公共図書館で帝国図書館の前身である書籍館(しょじゃくかん) が東京・湯島に開設されたことを記念して制定されたものです。
本を読む習慣を継続することの難しさ
人は多かれ少なかれ、読みたい本があり、書店巡りをして本を買いだめしたり、Kindle Storeで電子書籍を物色したことがあるのではないでしょうか。
かくいう僕も、いつしか読みたい本が積み上がり、積ん読本の消化がままならないことがあります。
なぜ、こんなことになるかというと、他にしなければならないことがあると読書が後回しになり、忙しいと1ページも本を読まない日が続いたりするからです。
小さな目標を設定する
以前、毎日3分でいいから読書をしようと試み、ある程度の期間続いたので、その目標を6分に延ばしました。
記録を見てみると、6分間読書を開始したのが、2017年 (平成29年) 1月29日で、連続248日までいきましたが、同年10月3日までで潰えてしまいました。
僅か6分の時間を確保出来なかったわけです。そうして習慣化に失敗したまま、2018年 (平成30年) を迎えました。
そして、2月に目にしたのが、友人であり僕のブログの師匠でもある大橋悦夫さんが「シゴタノ!」というサイトにアップした『「小さな習慣」なら今日からすぐに始められるし、無理なく毎日ずっと続けられる』という記事でした。
大橋さんは『小さな習慣』という本から啓示を受けて、この記事を書いたそうです。
この本の著者は、冒頭で「汗をかきながら不快な思いをして30分の筋トレをする代わりに、腕立て伏せを1回だけするのはどうだろう?」と問いかけます。
そして著者は、実際に葛藤しつつも、とにかくこの「1回だけ腕立て伏せ」を続けた結果、「スポーツジムでの30分の筋トレ」にまで辿り着いたというのです。
そして、大橋さんは実際に「今日は時間がないからパス!」と先送りしがちな習慣たちを、「2ページだけ」とか「1回だけ」と限定することで、そそくさと取り組めるようになったそうです。
これを読んで早速、挫折した「6分間読書」を「2ページ読書」に切り替えました。
すると、どうでしょう。去年の2月9日から今日まで417日間無理なく継続できています。
机のすぐ手の届くところに、新書版の紙の本を置いています。こうすると本をすぐに手に取って、栞を挟んだページを開き、右ページから左ページに目を通し、ページをめくって栞を挟み直して本を閉じるまで、実に短時間で完了します。Kindleアプリを起ち上げるより早いです。
中途半端なところで文章が切れても、関係なく本を閉じます。またすぐ翌日の朝に続きを読むので問題ありません。
もちろん興が乗って時間があれば、読み進めることもあります。
こうして目標を小さく小さくすることで、無理なく問題なく習慣化が進められました。
「ばかばかしいほど小さな目標をたてる」、お薦めです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.4.2記)