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【今日の一言メモ】・・・玉も磨かなければ光らないが、磨き方を誤ると丸山穂高議員のようになる

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第123回です。

玉磨かざれば光なし

「玉磨かざれば光なし」とは、すぐれた才能や素質を持つ人物でも、努力して自分を磨かなければ、その才能や素質を活かせないという意味です。

「玉」は丸い形の宝石のことで、「珠」「璧」とも書きます。宝石が原石のまま磨かれなければ美しい光を放たないのと同じように、人もどんなに才能があっても、学問や修業を怠れば立派な人間にはなれないということです。

中国の周から漢の時代にかけて儒学者がまとめた礼に関する書物『礼記・学記』に記載された、「玉琢かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず」という部分に基づくそうです。

「為せば成る」か、「磨けば光る玉」か…

世に「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」という言葉があります。

どんなことでも強い意志を持ってやれば必ず成就するということで、やる気の大切さを説いた言葉です。

江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山が家臣に「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という歌を教訓として詠み与えたという話は有名ですね。

ただ、為せば成る、といっても、磨けば光る玉でないと、なかなか成就することは難しいと思います。

磨いても磨いても光らない玉もあるわけで、それは方向性を変えないといけないでしょう。

最近では、個を大切にする雰囲気になりつつありますが、まだまだ日本人は同じ方向に向かって玉を磨こうとしているように思います。

曰く一流大学を出て、一流企業や官庁に勤めることが格差社会を生き延びる術、のような風潮はまだまだ根強いと感じます。

ただ、近頃、何かと世間を騒がしている丸山穂高衆議院議員は、東京大学経済学部卒業後、経済産業省に入省し、松下政経塾を経て衆議院議員に当選、という見るからにエリート街道を歩んでいますが、どこかで玉の磨き方を誤ったとしか思えません。

まずは、基礎的な人間力を磨くことが重要という好例でしょうか。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2019.5.30記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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