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さて、「今日の一言メモ」第184回です。
「金の草鞋で尋ねる」
「金の草鞋で尋ねる (かねのわらじでたずねる) 」とは、根気よく、あちこち探し回ることの例えです。
「金」は「鉄」の意味で、「黄金」のことではありません。いくら歩いても擦り切れることのない鉄製の草鞋を履いて探し回るということを表しています。
「金の草鞋で尋ねても、そう簡単に訪れるチャンスではないのだから、全力を尽くせ」という使い方をします。
幸運の女神には前髪しかない
根気よく、あちこち探し回っても、チャンスに巡り逢う機会は、そうそうありません。
チャンスと気付かず、通り過ぎてしまうこともあるでしょう。また、チャンスかどうか逡巡しているうちに、みすみすそれを逃してしまうかもしれません。
幸運の女神が訪れたら、その前髪をしっかり掴まないといけないのです。なぜなら幸運の女神には前髪しかなく、後ろから掴もうと思っても時すでに遅し、となってしまうからです。そして、女神はやたら早足だそうです。
まあ、チャンスと思って掴んだらハズレだった、ということもあるでしょうが、それならそれで、次の機会を掴めばいいのです。
意思決定は、反射神経と言われます。何か頼まれたら、よほどのことが無い限り「はい! か Yes ! か 喜んで!」と答えるという方もいます。要するに「No!」はないわけです。
「これはチャンスかも!」と感じたら、瞬時に掴みにいく、という反射神経も大事かもしれませんね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.8.14記)