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さて、「今日の一言メモ」第355回です。
「エアメールの日」
今日は2月18日は、「エアメールの日」だそうです。
この記念日は、1911年(明治44年)のこの日に世界で初めて飛行機による郵便物の輸送が行われたことにちなんで制定されました。
この世界初のエアメールは、インドのアラハバードで開催された万国博覧会のイベントの一環として行われたもので、約6,000通の手紙をアラハバードから約8km先にあるナンニ連絡駅まで13分ほどで運んだといわれています。
この時運ばれた手紙には、赤い飛行機の絵が付いた消印が押されて1通につき6アンナ(現在の日本円で30銭)の慈善料金がつけられたため、世界初の公式航空郵便と認められました。
ちなみに、航空郵便(エアメール)を正式なサービスとして世界で初めてお来なかったのは、アメリカの郵政省で、1918年(大正7年)5月15日にワシントン〜ニューヨーク間で行われました。
エアメールの思い出
僕が学生時代、というと40年以上前になりますが、友人がフランスの片田舎に留学していて手紙のやり取りをエアメールでしていました。
当時は、EMS(国際スピード郵便)のようなサービスもなかったので、急ぐときは、エアメール専用の封筒に赤字で「Express」と書いて、郵便局の窓口で出していました。
エアメールといえば、白地に青と白と赤の縁取りの封筒というイメージがあると思いますが、実はどんな封筒でも送ることができます。
そもそも縁取りの柄は、国際郵便の規定を決める「万国郵便連合」によって作られたものでエアメールとして世界共通のものです。なのでこの封筒でしかエアメールは送れないと思われがちなのです。
これでなければならない、という無用の思い込み
毎年、就活のシーズンになると男女共に黒のスーツに身を包み、まるで個性というものを消し去ろうとでもしているように見える学生さんたちを街で見かけます。
どんなに暑い日でも、企業側がいくら「面接にはビジネスカジュアルの服装で来て下さい」と告知しても、ほんとにビジネスカジュアルを着てくる学生は皆無のようです。
この恐ろしいまでの同調圧力はなんなんでしょうね。GパンにTシャツでサンダル履きは論外としても、ノー上着で半袖のシャツとスラックスあるいはスカート姿で行こうとは誰一人として思わないのでしょうか。
そんな格好をして行けば、却って目立って好感度が上がると思うのは僕だけでしょうか。
団体の中で、そうした異分子の存在を排除しようとするパワーが働くことは容易に想像できます。でも、いつまでもそうしたパワーが優勢なのは、日本の将来にとっては、ゆゆしき問題だと思うのですが。
どこかに「ビジネスカジュアルの服装以外で面接に来た学生は不合格にする」という企業が出てきませんかね……。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.2.18記)