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さて、「今日の一言メモ」第364回です。
「エッセイ記念日」
さて、今日2月28日は「エッセイ記念日」だそうです。
この記念日は、エッセイストの元祖といわれている、フランスのミッシェル・ド・モンテーニュの誕生日 (1553年生) にちなんで、木村治美エッセイストグループが制定した記念日です。
そもそも、エッセイとは、モンテーニュの『エセー』 (1580年) から生まれた言葉ですが、日本語では、随筆と翻訳されました。
でも、エッセイと随筆が同じ意味というのは、なんとなく違和感を感じます。
ということで以前調べたことがあるのですが、「隠居系男子」というブログで、その違いを調べた結果について次のように書かれていました。
随筆とは、本当にあった出来事の見聞や感想を自由に描いたもの。
エッセイとは、出来事の描写ではなく、書き手のパーソナルな心の様子を描いたもの、告白的なものであるということだ。
なるほど・・・随筆は、ある事実に基づいて書かれていて、エッセイは書き手の心象を書いたものなのですね。
エッセイに限らず、アウトプットは大事
シニアからシルバー世代になってくると、それまでの人生経験で積み上げてきた諸々があります。
その積み上げは、貴重な経験であり財産ですが、ともすればそうしたものに縛られた思い込みや固定観念が邪魔をする怖れもあります。
日々過ごしている生活の中で、イラッとすることがあると思いますが、それはきっと今まで積み上げ身につけてきた価値観にそぐわない出来事に出逢ったときに起きる感情かもしれません。
そうした出来事を日記なりメモなりに書き留め、その時の心の動きを文字にしておくこともお勧めです。
また、SNSで呟いたり、ブログで一定量の文章を書いて発信してもいいかもしれません。
こうして自分の心の動きをアウトプットして文字の形にすると、それを客観視することができます。それを単発ではなく、連続して行い習慣化することで見えてくるものがあるはずです。
「あれ?自分はこんなことに腹を立てていたのか」、「こんなことに拘っていたのか」とか「自分はこういうことに興味を持っていたのか」という発見があるかもしれません。
シニアからシルバー世代になってくると、自分に面と向かって意見してくれる人はだんだんいなくなってきます。
なので、こうしたアウトプットを残し、それを見返し俯瞰することで、自分が頑固な年寄りにならないよう、自ら戒める努力をしてもいいと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.2.28記)