Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・自分自身の心象風景を、文章でアウトプットし振り返ることで、シニアは自らを戒めることができる

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(画像出典元はこちら

「エッセイ記念日」

今日2月28日は「エッセイ記念日」だそうです。この記念日は、エッセイストの元祖といわれている、フランスのミッシェル・ド・モンテーニュの誕生日(1553年生)にちなんで、木村治美エッセイストグループが制定した記念日です。

そもそも、エッセイとは、モンテーニュの『エセー』(1580年)から生まれた言葉ですが、日本語では、随筆と翻訳されました。でも、エッセイと随筆が同じ意味というのは、なんとなく違和感を感じます。

ということで以前調べたことがあるのですが、「隠居系男子」というブログによると、その違いについて次のように書かれていました。

随筆とは、本当にあった出来事の見聞や感想を自由に描いたもの。

エッセイとは、出来事の描写ではなく、書き手のパーソナルな心の様子を描いたもの、告白的なものであるということだ。

なるほど・・・随筆は、ある事実に基づいて書かれていて、エッセイは書き手の心象を書いたものなのですね。

エッセイに限らず、アウトプットは大事

シニアからシルバー世代になってくると、それまでの人生経験で積み上げてきた諸々があります。その積み上げは、貴重な経験であり財産ですが、ともすればそうしたものに縛られた思い込みや固定観念が、新たな発想の邪魔をする怖れもあります。

日々過ごしている生活の中で、イラッとすることがあると思いますが、それは今まで積み上げ身につけてきた価値観にそぐわない出来事に出逢ったときに起きる感情かもしれません。

そうした出来事を日記なりメモなりに書き留め、その時の心の動きを文字にしておくこともお勧めです。また、SNSで呟いたり、ブログで一定量の文章を書いて発信してもいいと思います。(他者を攻撃したり、否定的な表現を発信することは控えた方が良いですが……)

こうして自分の心の動きをアウトプットして文字の形にすると、それを客観視することができます。それを単発ではなく、連続して行い習慣化することで見えてくるものがあるはずです。

アウトプットを見返すことで内省の機会を得る

「あれ?自分はなんでこんなことに腹を立てていたのだろう……」、「なんでこんなことに拘っていたのだろう……」とか「自分はこういうことに興味を持っていたのか!」という発見があるかもしれません。

シニアからシルバー世代になってくると、自分に面と向かって意見してくれる人がどんどん少なくなってきます。

そうした状況でこうしたアウトプットを残し、それを見返し俯瞰して見ることは、自分自身を振り返り自ら反省点を見出し、自らを戒める機会になります。

そうした取り組みを地道に続けることで、頑固で偏屈な年寄りにならないですむかもしれません。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2023.2.28記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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