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さて、「今日の一言メモ」第434回です。
「言うは易く 行うは難し」
「言うは易 (やす) く 行うは難 (かた) し」とは、何をするにしても、口で言うのは簡単だがそれを実行するのは大変難しいということの教えです。
中国・前漢の時代に書かれた書物『塩鉄論』に、「言う者は必ずしも徳有らず。何となれば、これを言うは易くして、これを行うは難ければなり」とあるのに基づくそうです。
実行に躊躇したら、SNSなどで公言 (宣言) してしまう
どこにでも言うことは立派な「口先男 (女) 」はいます。「じゃあ、やってみたら?」と言いたくなります。
あと、いろんなことを成し遂げた人に対して「それは俺がずっと前に考えたことだぜ」とバカにした口調で言う人がいます。「じゃあ、なんでやらなかったの?」と聞きたくなります。
なんでも言うことはたやすいですが、それを実行して形にすることは大変です。
いろんことを「知っている」「分かっている」のと、それを「やれる」「できている」との間には雲泥の差があるのです。
また、実際にやろうとして、「やっぱり、できないかも…」「失敗したらどうしよう…」と躊躇してしまうこともままあります。
そんな時は「やるぞ!」とSNSやブログで公言 (宣言) してしまうのも一法です。言ってしまった以上、やらなければカッコ悪いですよね。言っちゃうことで、退路を断つわけです。
まあ、公言しても覚えている人はあまりいないと思いますが、自分自身はしっかり覚えています。言ったことを嘘にしたくないのが人情です。それが前向きのエネルギーになったら良いと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.5.27記)