(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第445回です。
「成層圏発見の日」
今日6月8日は「成層圏発見の日」だそうです。今から118年前の1902年 (明治35年) 6月8日に、フランスの気象学者であるテスラン・ド・ボールが観測用の気球をあげ、大気中の気温の変化から成層圏の存在を発見したと言われていることが、その由来です。
Wikipediaで調べてみると、成層圏とは、地球の大気の鉛直構造において対流圏と中間圏の間に位置する層である、と記載されています。
(画像引用元 : Wikipedia)
う〜む…難しいですね。
さらに、対流圏と成層圏との境目は対流圏界面(高度は極地で約8km、緯度が低くなるに従って高くなり赤道付近で約17km)、成層圏と中間圏との境目は成層圏界面(高度約50km)と呼ばれる、と書かれていました。
なんでも、対流圏や中間圏では高度とともに温度が低くなるのに対して、成層圏では逆に、高度とともに温度が上昇するのだそうです。これは、成層圏の中に存在するオゾン層が太陽からの紫外線を吸収するからだとか。
しかし、学校時代に「地球の大気の鉛直構造」って習った覚えなどないのですが……(^^;
自分の成層圏を突破=ブレークスルーできるか?
昔から、宇宙に飛び立つには「成層圏を突き抜ける」必要がある、という言い方がされていたように思います。
考えてみると地球の大気のように、人間にも自分を取り巻く何層ものバリアがあります。そして、遠い宇宙に、すなわち違う世界に飛び出すためには、その何層ものバリアを通り抜ける必要があります。
言ってみれば、「成層圏を突き抜ける」=「ブレークスルーする」ということかもしれません。成層圏を突き抜けるには、どんなリスクが待ち構えているか分からないので、恐怖が伴います。
自分ではブレークスルーが必要だと思っても、「そんなことしなくていいんじゃない?」と囁く声が周囲からも身内からもしてきます。他人の目は、自分を縛る鎖とも言います。それは、地球の引力のように強力です。
その引力を振り払うのは、なかなか自分一人の力では難しいかもしれません。ここは、その引力を乗り越えた人たちの知恵を借り、自分と同じようにその引力を乗り越えようとしている仲間と共に進むことが有効ではないでしょうか。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
・・・・・・・・・・・・
(2020.6.8記)