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さて、「今日の一言メモ」第446回です。
「一念岩をも通す」
「一念岩をも通す」とは、どんなことでも一途に思いを込めてやれば成就するという意味です。「一念」は、一途に思いを込めることを指します。
物事をするときに、岩のように堅く大きな障害があったとしても、必死になって取り組めばその壁を乗り越え必ず成就させることができることを表しています。
李広が、草の中にいる虎を石と見間違えて弓を射たら、その矢は刺さるはずのない石に突き刺さったという「石に立つ矢」の故事に基づくそうです。
類義の言葉は数多くあります。「蟻の思いも天に届く」「雨垂れ石を穿つ」「精神一到何事か成らざらん」「塵も積もれば山となる」などです。
小さいことを積み重ねる
なにかを成し遂げたいと思ったら、小さいことを毎日少しずつ積み重ねることだと思います。
日記を書くにも、毎日1ページ分書こうとすると大変です。それを4行だけ書くことにすれば5分で事足ります。世に「4行日記」が普及したのも、その手軽さからでしょう。
ちなみに「4行日記」の各行には、4つの項目(「事実」「気づき・発見」「教訓」「宣言」)を書くのがルールです。(こちらのサイト参照)
ちなみに、僕が今、朝のルーティンワークとしているものは、次の6つです。この中でも時間が一番かかるのはブログ記事の作成です。1記事1,000字以内に留めていますが、それでも書き上げてアップするのに30分程度はかかります。
「朝2ページ読書」は、以前「6分間読書」だったのですが、8ヶ月ちょっとで途切れてしまいました。たった6分間でも、とうとう「時間がない」という日が来てしまったのです。
それを2ページ読書に切り替えてからは、2年ちょっと続いています。なんでも継続が難しいものは、小さい習慣に変えていくのが続けるコツだと思います。
やめることをやめてみる
なんでもそうかもしれませんが、毎日続けている習慣が一旦身についてしまうと、それをやらないと気持ちが悪くなると思います。
朝、目が覚めて歯を磨いて顔を洗うのは、たいての人が習慣としていることだと思います。忙しいからといって、歯を磨かず顔を洗わなかったとしたら、きっとすごく気持ちが悪いのではないでしょうか。それと同じことです。
そして、そうして続けていることが何ヶ月、何年と経ってみると、雨垂れが石を穿つようにきっと一つの痕跡が明確に残るようになるでしょう。
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さて、今日はここまでにしますね。
では、また!
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(2020.6.9記)