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閑話休題。
「ハーフタイム・デー」
今日は6月最後の火曜日です。そして、令和の時代を迎えて2年目の6月最終日であり、1年間の折り返し地点となる日です。
ただし、6月30日は、厳密には元旦から182日目にあたり、実際に1年の半分になるのは、183日目にあたる7月1日です。
「ハーフタイム・デー」は、前半年の反省と、後半年への希望を見極めることを目的として設けられた記念日だそうです。
「夏越の祓」
大祓(おおはらえ、おおはらい)は、罪と穢れを祓い清める神事で、6月と12月の末日に行われ、6月のものを「夏越の祓 (なごしのはらえ) 」と呼びます。
夏にお祓いが行われるのは、衣服を毎日洗濯する習慣や自由に使える水が少なかった時代、半年に一度、雑菌の繁殖し易い夏を前に新しい物に替える事で、残りの半年間、疫病を予防して健康に過ごすようにする意味があったと考えられているそうです。
また、この時期は梅雨の時期にあたり、祭礼が終わると梅雨明けから猛暑と旱 (ひでり) を迎えることになるので、この過酷な時期を乗り越えるための戒めでもあったとか。
「茅の輪くぐり」
「夏越の祓」では、各地の神社に次の画像にあるような「茅の輪 (ちのわ) 」が置かれて、「茅の輪くぐり」が行われます。
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これは、正面から最初に左回り、次に右回りと 8 字を描いて計3回くぐることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし、残りの半年を無事に過ごせることを願うものです。
神社に行けない方は、自宅で半年間のお祓いをして、あと半年間の無事を祈る、ということでもいいかもしれませんね。
今年前半を振り返って
今年前半を振り返ると、コロナ禍が襲いかかりステイホームを余儀なくされ、こんなに自宅で過ごす時間が長いことは今までありませんでした。でも、家族はもとより友人、知人に感染した人が一人もいなかったことはありがたいことでした。
年が明けて2日目のブログに書いた記事が「【2020年の行動指針】余計なものを排し、自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きる」です。
この記事の中から、ちと長いですが一部を引用します。
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まず、余計なものを排し、自分に正直に生きることを徹底したいです。
余計なものとは、いわゆる常識という名のルールや世間体、プライド、見栄といったものです。
もちろん、世の中には回りの人に迷惑をかけないようにしなければいけないルールがあります。それは、公序良俗を守るために必要なことです。
ただ、それとは別にある「世間の常識」「世間体」といった、どうも胡散臭いものがあるのも事実です。
「周囲の目は、自分を縛る鎖」という言葉があります。回りを気にするあまり、行動を束縛されることですね。
(中略)
昨年 (2019年) は、5月に義母の死に直面し、また年齢を重ねたせいか周囲にガンと闘う人が増えて、「生と死」について深く考える年となりました。
ガンは既に2人に1人がかかる病と言われていますが、誰も自分がガンに罹ることなど具体的に考えたくないはずです。でも、逃げ回ってもなる時はなってしまいます。
いざその時になって、泣いても嘆いても仕方がありません。例え、末期のガンであっても生き続ける気力を失わず、病と闘いたいと思います。
また、病気ではなくても、いつ事故に巻き込まれるかもしれません。運が悪ければ、一瞬で命を奪われるかもしれません。また、大地震や大災害もあり得ます。
まあ、物事を悲観的に捉えることは避けたいですが、それでも今日という日を大切に生きる、例え明日死んでもいいように、といつも心掛けていたいと思うのです。
というわけで、今年の行動指針は「余計なものを排し、自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きる」とした次第です。
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今年前半のコロナ禍により、自分を内省する時間は豊富にとれたように思います。その中では、外部からの雑音に惑わされることは少なく、明日死んでもいいように今日を生きることがほぼできたと思っています。
今年後半に向けて
明日からは2020年も後半、これからさらに行動半径が広がり、外部との接点も多くなってくると思います。そして、いろんな雑音も聞こえてくるでしょう。
でも、今年前半と同様、余計なものを排して、ひたすら自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きることにしたいと思っています。
最後に、僕の指針となってくれているマーク・トウェイン(「トム・ソーヤーの冒険」の作者)の言葉を記しておきます。
人生は短く、他人と言い争い、謝罪し、
胸にわだかまりを抱え、
最後の審判を待つような時間はない
人生にあるのは人を愛する時間だけだ
たった一瞬の人生は、そのためだけにある
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2020.6.30記)