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【今日の一言メモ】・・・菅内閣の一丁目一番地である規制改革の断行には、私たちが物事を正しく見きわめ形成した世論の強力な後押しが絶対に必要

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さて、「今日の一言メモ」第540回です。

「泣いて馬謖を斬る」

「泣いて馬謖を斬る」(ないてばしょくをきる)とは、全体の規律を守るためには、たとえ愛する者であっても私情を捨て、涙をのんで処分するという意味です。

中国の三国時代、蜀の諸葛孔明が魏と戦ったとき、親友の弟で腹心の部下だった馬謖が命令に背き、布陣したため大敗を喫したため、孔明は軍法に従い、涙を流して馬謖を斬罪にしたという『三国志・蜀志・馬謖伝』にある故事に基づくそうです。

菅内閣の一丁目一番地

菅内閣の一丁目一番地は、「規制改革」「縦割り行政の打破」「前例主義の撤廃」と言われています。いずれも歴代最長の安倍政権でも実現できなかった分野で「最大の挑戦」と言われています。

規制改革を実現するためには、既得権益層である業界団体⇔規制官庁⇔族議員の協力なトライアングルを突破しなければなりません。安倍内閣時代は、国家戦略特区を定めて岩盤規制に穴を開けようとしました。

いくつかの成功事例はあったものの、あの「加計学園問題」が起きて規制改革の動きに急ブレーキがかかったといわれています。加計学園は、国家戦略特区となった愛媛県今治市に獣医学部を新設しようとしていました。

当時、既存16の獣医学部は東日本に偏在していました(定員数の合計は東日本765名に対し、西日本は165名)。特に、四国4県とそれに隣接する広島県、岡山県、兵庫県には、獣医学部が存在しませんでした。

このため、獣医学部の新設については、愛媛県と今治市が長年の悲願としてきました。そして、2007年 (平成19年) 11月に初めて特区申請して以来15回にわたって、愛媛県と今治市が共同で構造改革特区の提案を行ってきましたが、文部科学省は認めませんでした。

加計学園問題の裏には、族議員・規制官庁 (文部科学省) ・既得権益層 (日本獣医師会) 三位一体のスクラム=岩盤規制の構図があったのです。この経緯は、当ブログの2016年9月24日付の記事に記載しました。

加計学園問題は、当時の安倍首相と加計学園理事長の個人的交友関係をクローズアップし、首相が理事長に対して便宜を図ったのではないかと問題視されました。しかし、激しい野党の追及も明確な証拠を示すまでには至りませんでした。

しかし、マスコミの論調もあり状況証拠的な憶測が積み重なり、国民の疑惑は払拭されず、この時点で規制改革の動きに急ブレーキがかかったのです。

正しく見定める目を持つ

菅内閣が今後規制改革を断行していく過程においては、抵抗勢力である岩盤規制を構成するメンバーから一見すると大変にごもっともな反論があるでしょう。そして、改革を進める過程においては、誰かに対して泣いて馬謖を斬るような決断をしなければいけないかもしれません。そして、その決断の後押しができるのは、マスコミなどのバイアスがかかった報道に惑わされない正しい世論だと思います。

そのために私たちは、物事を正しく見定める目を持たなければならないと思うのです。あの手この手で誤った判断をさせようとするアプローチがあると予想されるので、正しく判断するのは至難の業になるかもしれませんが……。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

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(2020.9.24記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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