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さて、「今日の一言メモ」第597回です。
「沈黙は金、雄弁は銀」
「沈黙は金、雄弁は銀」とは、何も語らず黙っていることは、すぐれた雄弁よりも大切であるということです。
イギリスの思想家・歴史家のトーマス・カーライルの『衣装哲学』にあることばで、「Speech is silver, silence is golden.」からこう言われています。
「沈黙」を、銀よりも高価な金にたとえていったもので、よどみなく話せることも大事だが、黙るべきときを知ることは、もっと大事だという意味を持っています。
「ノーベル賞制定記念日 」
今日11月27日は「ノーベル賞制定記念日 」です。ノーベル賞は、スウェーデンの化学者ノーベルが遺言で、自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいと記したことから創設されました。
ノーベルが遺言に署名したのが、1985年の11月27日だったことから、この日がノーベル賞制定記念日になったのです。
これまで日本人のノーベル賞受賞者は、1949年に物理学賞を受賞した湯川秀樹氏から、昨年 (2019年) 生理学・医学賞を受賞した吉野彰氏まで、28人おられます。
自らが積み重ねたものが滲み出るような実績を残したい
ノーベル賞を受賞するような優秀な方は、雄弁な方が多いのでしょうか。それとも、寡黙な方が多いのでしょうか。
いずれにしても、ノーベル賞に至るような研究は黙々と気の遠くなるような作業や実験を積み重ねたものでしょう。その過程を得々と雄弁にまくし立てるようなイメージはありません。
自分も、積み重ねてきたことを寡黙にしっかり示せるような実績を残したいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.11.27記)