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【今日の一言メモ】・・・自らの多様性を開発するために、自分が妄想する姿を2枚目の名刺に託し、ことあるごとにその名刺を眺めていればその実現に向けて行動したくなるはず

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さて、「今日の一言メモ」第673回です。

「2枚目の名刺の日」

今日2月22日は、社会人が本業以外に、社会活動を行う2枚目の名刺を持つことを記念する日です。

象徴的な2の重なるこの日を「NPO法人二枚目の名刺」が記念日としたそうです。同NPO法人のサイトを拝見すると、『2枚目の名刺』の意味について以下のように記載されていました。

あなたがあなたらしく、自分を社会に活かすために持つ名刺。
それが「2枚目の名刺」です。

だから、持ち方も、やり方も、やることだって、人それぞれ。
一つとして同じ形はありません。ただ共通しているのは、本業とは別に
一定期間継続して行う活動や仕事、役割を持っていること。
「パラレルキャリア」と呼ばれることもあります。

人間の脳を支える多彩なネットワーク

脳科学者の茂木健一郎さんは、次のように言っています。

「人間の脳のネットワークを考えると、1つの能力自体が分散した脳のネットワークの働きによって支えられています。

もともと脳の中にある能力を支えるモジュールが単独で存在しているわけではなく、それ自体が膨大な裾野を持っているとも言えます。

ですから、その裾野自体を底上げするためには、どうしても総合的な力の強化が必要です。」

日本人ノーベル賞受賞第1号となった湯川秀樹博士は、子供の頃から論語を読むといった教育を徹底して受けていたそうです。

また、陸上競技男子400m走の日本記録保持者で五輪ファイナリストであり、現在、陸上競技のコーチである高野進さんは「ただ足が速いだけじゃダメだ。陸上は総合的な人間力の勝負だ」と、現役の選手を指導しているそうです。

物理学に秀でている、突出して足が速い、という能力だけでは、ノーベル賞を受賞したりオリンピックに出場したりすることはできなかったのでしょう。

目に見えない根本的なところで、色々な基礎となるパーツがネットワークとして結び付くことで、強固な地盤が形成され、底上げされたその地盤に立つ突出した能力が遙かなる高みに連れていってくれるのです。

いわば、基礎となるパーツが増えるほど、それぞれの足し算ではなく掛け算で地盤が強化されると考えてもいいでしょう。

2枚目の名刺を持つことで自らの多様性を開発する

Apple創業者のスティーブ・ジョブズは、大学を中退しましたが、カリグラフィーの講義だけは大学を中退したあとも受講していたそうです。

それが、のちのMacintoshに搭載されたギザギザのない綺麗なフォントに結実したのは有名な話です。

2枚目の名刺といっても、ちゃんとした複業・副業についたときに作るものだ、という先入観を捨てて、自らが妄想の世界で演じる姿を想像して、その姿を現す名刺を作ってもいいのです。今や、パソコンで名刺をデザインし名刺用に売られている用紙にプリントすれば簡単に名刺を作成できます。

その名刺を持ち歩き、ことあるごとに眺めてさらに妄想を膨らませば、その妄想した姿を実現すべく行動を始めたくなるはずです。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.2.22記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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