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さて、「今日の一言メモ」第717回です。
「無知の知」
「無知の知」とは、古代ギリシャの哲学者であるソクラテスの、「知らないことを自覚する」という哲学の出発点に向かう姿勢を簡略して表現した言葉です。
ソクラテスは「いかに生きるべきか」「よりよく生きること」について問い続けました。無知である自分に気づいた時、人は安易な自己満足でごまかさず、自分と向き合い、真の知に近づこうとする探求が始まる、と。
それはいかに生きるべきかの探求へもつながります。ソクラテスの「無知の知」は、よりよく生きるための指針でもあります。
ほんの少しの違い
こちらのサイトに「ほんの少しの違い」と題する文章が掲載されていました。
【ほんの少しの違い】
できない人は言葉で説得し
できる人は行動で説得する
できない人は話したがり
できる人は聞きたがる
できない人はお金を求め
できる人は成長を求める
できない人は過去にこだわり
できる人は未来にこだわる
できない人は不可能と思い
できる人は可能と思う
できない人は他人のせいにして
できる人は自分のせいにする
できる人もできない人も
能力にほとんど差はない
ほんの少しの意識の違いによって
結果に差が生まれる
己をわきまえ、知らない自分と向き合う
できる人とできない人で、能力にほとんど差がないのは事実でしょう。日頃の行動における少しの意識の違いが、長期間積もり積もって大きな差が生まれるのだと思います。
それは「分かったつもり」「知っているつもり」という傲慢さを持たず、己をわきまえる意識を持つことだと思います。
いつも自分の知らないこと向き合い、謙虚に自分を律していきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.5.12記)