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さて、「今日の一言メモ」第731回です。
「足るを知る者は富む」
「足るを知る者は富む」とは、満足することを知っている者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるという意味です。
人間の欲望にはきりがありませんが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということです。
『老子』に「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」(満足することを知っている者は富者であり、努力している者は志ある者であると言える)とあるのに基づくそうです。
ミニマリストから時短家電へ
2010年前後から海外で使われるようになった「ミニマリスト」という言葉があります。コトバンク(知恵蔵)では次のように解説されています。
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。
(中略)
必要な物だけを持つミニマリストの思想は、2010年頃から流行した整理法「断捨離」(だんしゃり)などにも通じる考え方と言える。
昭和の時代は、マイカー、マイホームなどに憧れ、いつかは手に入れたいものでした。それが平成の時代となって段々「物」から「体験」に欲求が移っていきました。
1950年代に「三種の神器」と言われた家電が、冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビでした。それが今では共稼ぎが当たり前となり、家事の手間を省くために、食洗機、お掃除ロボット、衣類乾燥機が「新三種の神器」と言われているそうです。
既に手にしているものに感謝して生きる
新たな体験や時短家電など、欲しいものは時代の変化と共に移り変わってきましたが、欲しいものを追求すると際限がありません。
我が家は共稼ぎでもなく、僕の仕事場が自宅なので、以前使っていたお掃除ロボットのバッテリーがへたってきたのを機会に、クイックルワイパーとコードレス掃除機で人間が掃除することにしました。
コロナ禍で、家に引き籠もりがちなので、多少の運動不足解消にもなっていると思います。
まあ、「あれば便利だな」と思うものは、なくてもなんとかなるもので、「これがないと生きていけない!」というものだけあればいいかな、と思います。
そして、これがないと生きていけないと思うものは、もう揃っているわけで、そうした意味で既に手にしているものに感謝して生きていきたいと思うのです。それは「物」だけではなく、精神的なものにも通じることでしょう。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.5.31記)


















