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さて、「今日の一言メモ」第790回です。
「秋波を送る」
「秋波(しゅうは)を送る」とは、女性が男性の気を引くために、媚びた目つきで見つめることや、色目を使うことです。
「秋波」とは、元々は中国語で、秋の季節の澄んだ波のことで、美人の涼しげな目元に例えた表現です。そこから、媚びた目つき、色目のことを指すようになりました。
秋波に込められた魂胆とは
秋波を送るシーンなど、テレビドラマか映画でしか見たことはありませんし、送られたこともありません。
俗に「色目を使う」という言い方がありますよね。一般的には、異性の気を引くような目つきや素振りをすることですが、何か下心をもって、媚びるような態度をとることも意味します。
そうなんでよね。下心があるということは、何か魂胆があるわけです。なので、もしも仮に秋波を送られたら、どんな魂胆があるのだろうと、一番に勘ぐってしまうでしょう。
自民党総裁選を巡る権力闘争
自民党総裁選は29日の投票日を控え、党内の権力闘争が水面下で激しくなっているようです。自民党の悪しき派閥活動(良き活動もある)と長老支配を堅持したいと目論む層が、改革を鮮明にしている河野太郎氏の当選を阻止すべく暗躍しているというのです。
他の候補も濃淡はありますが改革の意思表示をしていますが、河野氏よりはマシというだけで、なんとしても決選投票に持ち込み河野氏以外を当選させようというのです。
そのために、当選回数3回以下の議員を中心に河野氏支持を明らかにしている議員を個別に引き剥がし、切り崩しを図っているとか。金とポストをちらつかせるなど、あの手この手を使っていると伝えられています。
こういうのも秋波の一つといえるでしょう。国会議員も選挙に当選しなければタダの人になってしまいますが、派閥の援助を受けてそのしがらみでがんじがらめに絡め取られるのもどうかと思います。
しっかりとした政治信条を持ち、真面目に地道に活動を積み重ねて多くの支持者を得て、お金のかからない選挙ができればいいのですが、それは道遠しでしょうか……。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.9.19記)