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【今日の一言メモ】・・・顔で笑って(心で泣けば)、きっと結果はついてくると信じ、無理にでも笑顔を心がける

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さて、「今日の一言メモ」第661回です。

「来年の事を言えば鬼が笑う」

「来年の事を言えば鬼が笑う」とは、将来のことなど予測できるわけがないのだから、あれこれ言ってみてもはじまらないという例えです。

将来のことなど前もって知ることはできないのだから、あれこれ言っても仕方がない。予測できるはずのない未来のことを言うと、鬼でさえおかしくてせせら笑うという意味からこう表現されています。

先々のことをのん気に話す人を、からかうようなときに使います。「笑う」には、「あざ笑う」「せせら笑う」など、馬鹿にする意味が込められています。

『上方(京都)いろはかるた』の一つだそうです。

いつも笑顔で

今日2月5日は、「2 (ニ) 5 (コ) 」の語呂合わせで、いつもニコニコと笑顔になっていようという「笑顔の日」です。

鬼が笑って小馬鹿にしようと、人が笑えばそれは幸せを呼び寄せます。19世紀にアメリカで活躍した心理学者のウィリアム・ジェームズは次のように言っています。

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。

ウィリアム・ジェームズはこうも言っています。

苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。

人間は幸せだから歌うのではない。 歌うから幸せになるのだ。

できるかどうか分からないような試みを、 成功させるただひとつのものは、
まずそれができると信じることである。

脳科学者の築山節氏は、こう言っています。

顔の筋肉を動かす(笑う)ことで、脳をハッピーにできるのです。

人の行動と脳の働きは連動しています。ふつうは何か面白い・楽しいことがあると笑うというプロセスですが、顔の筋肉などを笑顔の形にするとその信号が脳にフィードバックされ、面白い・楽しいと感じてしまう。脳も笑ってしまうんです。(築山節)

顔で笑って心で泣けば、結果はついてくる(と信じる)

僕の仕事は、フリーランスのITコンサルタントとして、お客様の会社の経営を良くするお手伝いをしているのですが、ここ数年心掛けていることがあります。

それは、その会社の社長さんに「社員の方には、まず楽しんで仕事をしてもらえるよう工夫しましょう!」とお話して、賛同いただくようにしているのです。そして、社員の方々にノルマを課すような指示の仕方ではなく、社長さんから次のようなメッセージを発信してもらっています。

とにかく、どうやったら笑顔で楽しみながら仕事ができるか工夫してみよう!そのために、みんなでアイデアを出し合って考えて欲しい。

とりあえず売上や利益は気にしなくていい。みんなが楽しみながら仕事をしてくれれば、そんなものは後から付いてくるはずだから。

最近の中小企業を取り巻く環境は、ただでさえ人手不足なのに、働き方改革が労働時間を縛り、輪をかけて厳しくなっています。さらに去年からコロナ禍が襲いかかり厳しさが増してしまいました。

そんな中で、ともすれば社員の方々の表情は暗くなり、下を向いて仕事をしがちになります。当然、雰囲気は明るいはずがありません。

そこで、社長が怖い顔をして「ノルマ必達だ!それも残業しないでやれ!」などと檄を飛ばしたら、働く方はますます意欲が湧かなくなります。どんどん生産性はダウンします。

だからこそ、まず「明るく楽しく元気よく」働いてもらうことを最優先したいのです。生産性を上げるのは、今はやりのDX (デジタルトランスフォーメーション) などではなく、まず笑顔で楽しく仕事ができる雰囲気作りだと思うのです。

暗い表情で眉間に皺を寄せているより、とにかく笑顔になって(心で泣いていても)明るく胸を張っていた方が、何倍も生産性は高くなるものです。

これはどんなに効率化を進めるより大事なことだと思っています。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.2.5記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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