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さて、「今日の一言メモ」第273回です。
「来年の事を言えば鬼が笑う」
「来年の事を言えば鬼が笑う」とは、将来のことなど予測できるわけがないのだから、あれこれ言ってみてもはじまらないという例えです。
予測できるはずのない未来のことを言うと、鬼でさえおかしくてせせら笑うという意味からこう言われるようになりました。
年の瀬に向かい、来年のことを考える時期
11月ですから、街なかの書店などでは来年のカレンダーやダイアリーがうず高く積まれ、熱心に物色しているお客さんがたくさんいます。
僕は、もう何年も前から紙のカレンダーやダイアリーは、スマホなどのデジタル機器に移行しているので買っていません。手帳は、時と場所によって必要なので小ぶりなものを買っています。
そして、そろそろ来年のことをあれこれ考えたり、計画したりする頃ですね。「来年の事を言えば鬼が笑う」とは言いますが、今年できたこと、できなかったことに思いを馳せ、年末までにできることを仕上げ、その上で来年何をしていくか考えるのは楽しいものです。
「これから生きていく理由」
年が改まる時に、毎年考えを新たにするのは「今まで生きてきた理由」は置いといてリセットした上で「これから生きていく理由」を考えることです。
今まで生きてきた理由を考えることは、昨日の自分を正当化するのに有効です。一方で、これから生きていく理由を考えることは、明日の自分を創造するために有効です。
まあ、言ってみれば昨日までの自分の延長線上に未来の自分を置くのではなく、一旦リセットして未来の自分が切り拓くであろう人生の可能性を含めていくということです。
僕は自分の生き方を「人さまに貢献するために精進し続けること」と定めています。(こちらの記事参照)
それは、これまでもこれからも変わらない生き方です。変わるのは、何に精進していくのか、という点です。これは、これまでとこれからで変化していくことになります。
精進していく内容は、時の経過と共にアップデートしていく必要があります。それは、昨日までの延長線上ではなく、非連続性を持ってなされるものもあるでしょう。
そうした意味で「これから生きていく理由」を考えていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.11.19記)