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さて、「今日の一言メモ」第794回です。
「狂瀾を既倒に廻らす」
「狂瀾を既倒に廻らす」(きょうらんをきとうにめぐらす)とは、崩れかけた荒れ狂う大波を、もと来た方向へ押し返す意から、傾きかけた形勢を再びもとの状態へ引き戻すことの例えに使われます。
中国、唐の文学者、思想家である韓愈の「進学解」の「障二百川一而東レ之、廻二狂瀾於既倒一」によるそうです。
最後のひと踏ん張りができるか
人間諦めたら終わり、です。「もうダメだ……」と思う瞬間は必ずあるわけですが、そこで最後のひと踏ん張りができて形勢逆転となるか、そのまま諦めて負けを認めるか、で大きく道は分かれるでしょう。
でも、言うは易く行うは難しです。オリンピック・パラリンピックで活躍するアスリートや、将棋の藤井聡太三冠のような超一流の人物ならまだしも、自分のような凡人ではなかなかできないものです。でも、「あとひと踏ん張り……」と思う瞬間にはなんとか粘ってみたいと思います。
「諦めの良い潔い人」になるか「諦めの悪い潔くない人」になるかは、人それぞれの生き方ですからどちらが良いとか悪いとか一概に言えませんが、ここぞという時には粘りを発揮できる人になりたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.9.27記)