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閑話休題。
「ジョホールバルの歓喜」
今日11月16日は、今から24年前の1997年(平成8年) に、サッカー男子日本代表が、1998年W杯・フランス大会本戦出場をかけたアジア第3代表決定戦に勝利し、初出場を果たした日です。
この日の試合はテレビにかじりついて見ていた記憶があり、生涯忘れないでしょう。宿敵イランとの決戦は、同点の延長に持ち込まれ、最後は岡野選手の劇的なゴールで勝利を手にしました。
そして、この劇的な試合は、決戦の地がマレーシアのジョホールバルだったことから「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるようになりました。
1998年W杯フランス大会のアジア地区の出場枠は3.5。アジア最終予選は、10チームがA・B組の2組に分かれ、それぞれホーム&アウェー方式にてリーグ戦を行い、まず各組1位の2ヵ国が本大会出場権を獲得します。
次に、各組2位同士で第3代表決定戦を行い、この勝者が3番目の本大会出場権を獲得、敗者はアジア4位としてオセアニア1位との大陸間プレーオフに回ることになっていました。
日本代表はB組2位となり、A組2位のイランと3番目の本大会出場権を賭けて戦ったわけです。
試合はもつれて、2-2のまま後半が終了、ゴールデンゴール方式の延長に突入しました。そしてPK戦になるのか、と思われた延長後半、それまでゴールを外しまくっていた岡野雅行選手が劇的な決勝ゴールをあげたのです。
当時の代表監督だった岡田武史監督をはじめスタッフ・ベンチメンバーが一斉にピッチへ飛び出し、ヒーローの岡野選手をもみくちゃにしたシーンは今でも脳裏に焼き付いています。
YouTubeにアップされている映像です。劇的なゴールシーンは6分過ぎに訪れます。映像が粗くて時代を感じます。
今回のアジア最終予選も佳境
奇しくも、W杯カタール大会アジア最終予選のオマーン戦が、今日の25時にアウェーでキックオフ予定です。オマーンは、最終予選初戦でホームで対決し、0-1で負けたチームです。
今回の最終予選では、12チームをグループAとグループBの2組に分け、ホーム&アウェーの総当たり戦を行い、各組2位までの4チームが出場権を獲得します。3位同士はアジアプレーオフへ進み、勝者が大陸間プレーオフに進出することになるのです。
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日本は現在、グループBの3位。この後来年3月まで、オマーン戦・中国戦・オーストラリア戦と負けられない試合が続きます。
W杯では、ここ数回、本戦出場が当たり前のような空気感さえ漂いますが、今回は最大限の奮起が求められます。ガンバレ、ニッポン!!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.11.16記)