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閑話休題。
「インターネット記念日」
今日11月21日は「インターネット記念日」だそうです。今から52年前の1969年(昭和44年)11月21日に、インターネットの原形と言われるARPAネットの公開実験が行われたことに由来しています。
実験は、カルフォルニア大学ロサンゼルス校・スタンフォード研究所・カルフォルニア大学サンタバーバラ校・ユタ大学の4か所を結んで行われました。
当初は軍事利用から利用が開始されたインターネットですが、一般に普及するのは1995年(平成7年)に「Windows95」が発売されてからになります。1995年というと、あの阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起きた年です。あれから26年が経ちました。
それ以前は、インターネットに繋ごうとすると、それなりの設定が必要で開通するまで四苦八苦したものでした。今では、パソコンはもとよりスマホでも、ネットに繋がらない機器など考えられないようになりました。
ネット環境の進化
通信回線も高速化が進み、その恩恵を受けたサービスも次々に登場してきました。
Apple社がiTunesストアで音楽配信を始めたのをきっかけに、AmazonやGoogleなどが新しいサービス提供にしのぎを削り、今では多くのサービスが月額定額制のサブスクリプションメニューを競っています。
ビジネス上でもeメールから始まり、今では数々のグループウェアサービスが登場しています。昨年からのコロナ禍がテレワークを一気に加速させ、今ではZoomなどのビデオ通話が至極当たり前に使われています。
僕は、フリーランスのITコンサルタントという仕事柄、8年位前からグループウェアのサイボウズLiveやChatWork、ZOHOなどのクラウドサービスを利用し、また、Googleハングハウト、SkypeやZoomといったビデオ通話機能を使って、遠隔地のクライアントやビジネスパートナーを繋いでやり取りを行ってきました。
それも今は、Microsoft Teamsという一つのグループウェアでチャット、ファイル共有、スケジュール共有、ビデオ会議の実施などができるようになり、飛躍的に効率的な仕事の進め方を実現しました。
ワークスタイルとライフスタイルの変化
こうしたサービスが通信費用を除けば、どれも無料ないしは低廉な料金で利用できるのですから、なんとも素晴らしい時代になったものです。
というか、こうしたサービスがなければ、今の仕事のやり方は成り立ちません。いつのまにかネットとさまざまなネットサービスを前提とした仕事のスタイルを確立し、ネットに繋がる環境とノートPCさえあれば世界中どこにいても仕事ができるようになったわけです。
・・・というわけで、こうした技術進歩が、ワークスタイルだけでなくライフスタイルを大きく変えてきたのだな、と改めて思うと共に、これだけネットに依存していることに、ちょっとした怖さも感じています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.11.21記)