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閑話休題。
さて、今日は「インターネット記念日」です。
「インターネット記念日」の由来
今から47年前の1969年 (昭和44年) 11月21日に、インターネットの原形と言われるARPAネットの公開実験が行われたことに由来します。
実験は、カルフォルニア大学ロサンゼルス校・スタンフォード研究所・カルフォルニア大学サンタバーバラ校・ユタ大学の4か所を結んで行われました。
「インターネット記念日」を迎えて
当初は、軍事利用を目的として開発されたインターネットですが、一般に普及したのは1995年に「Windows95」が発売されてからです。
1995年というと今から21年前、あの阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起きた年ですね。
それ以前は、インターネットに繋ごうとすると、それなりの設定が必要で接続が完了するまで四苦八苦したものでした。
今では、パソコン・スマホ・ゲーム機器だけでなく、IoT (Internet of Things) の時代を迎え、テレビやHDDレコーダー、エアコンなどの他、いろんなモノもインターネットに繋がる時代になってきました。
通信回線も高速化が進み、専用回線だけでなく、無線通信も4G (第4世代移動通信システム) の時代になって、通常使用には十分な速度を誇っています。そして、5G (10Gbps) の時代も、すぐそこに来ています。(こちらの記事参照)
また、かつては「クラウドって何?」という時代もありましたが、今ではすっかり普及しました。
ExcelやWordなどOffice製品を使えば、OneDriveというMicrosoftのクラウドスペースにファイルを保存するのが当たり前、Googleのドキュメントやスプレッドシートを使えば、GoogleドライブというGoogleのクラウドスペースにファイルを保存するのが当たり前になっています。
僕は、フリーランスのITコンサルタントという仕事柄、グループウェアのサイボウズLive や ChatWork などのネットを通じたクラウドサービスを利用して、多くのITベンダーやクライアントの方々と、さまざまな情報やファイルをやり取りしています。
また、Skype や Googleハングアウトといったネット通話サービスを利用して、遠隔地のクライアントやビジネスパートナーを繋いで、資料を表示した画面を共有して、お互い同じ画面を見ながらミーティングを開催しています。
こんなサービスが、通信費用を除けば全て無料で利用できるのですから、なんとも素晴らしい時代になったわけです。
最後に
というか、こうしたサービスがなければ、今の仕事のやり方は成り立ちません。ネットとさまざまなネットサービスを前提とした仕事のスタイルが当たり前になってしまいました。
結果として、ネットに繋がりさえすれば、どこにいてもできる仕事の範囲がとても大きくなってきたわけです。実際、今年は長期の地方滞在も経験しましたが、支障なく仕事をこなすことができました。
・・・ということで、こうした技術進歩が、ワークスタイルだけでなくライフスタイルすら大きく変えてきたのだな、実感しています。
そして、インターネットは、電気・ガス・水道と並ぶライフラインであるな、と改めて痛感した「インターネット記念日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.11.21記)