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【6歳の誕生日】・・・元気に誕生日を迎えられたことに感謝するが、ウクライナの惨状を思うとこんなに悲しい誕生日であることも記憶に留めておく

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(画像出典元はこちら

閑話休題。

さて、今日3月4日は、僕の66回目の誕生日です。還暦で十干十二支一回りして0歳になったので、やっと6歳になりました。

1956年(昭和31年)生

僕が生まれたのは、1956年(昭和31年)です。この年の7月に発表された経済白書(副題「日本経済の成長と近代化」)の結語には、太平洋戦争後の日本の復興が終了したことを指して『もはや「戦後」ではない』と記述され、流行語にもなりました。

そして昭和30年代は、33年に東京タワーが完成し、34年には当時皇太子であった現在の上皇様と上皇后美智子様のご成婚がありました。初めて平民出身の皇太子妃となられた美智子妃の人気は、ミッチーブームとなり全国的に盛り上がったそうです。

39年には東海道新幹線が開通、そしてアジアで初めてとなる東京オリンピックが開催されます。昭和30年代は日本にとってエポックメーキングな時代でした。

そんな「Always 三丁目の夕日」世代として、戦後の高度成長期の真っ只中で育ったことになります。

東日本大震災から11年

歳を取ると、誕生日に「おめでとうございます」と言われても「別にめでたくなんかないよ……」と心の中で呟く人が多いと思います。僕もそうでした。

それが、あの東日本大震災が起こり、昨日まであった当たり前の日常を突然奪われた方々を目にして180度変わったのです。元気に誕生日を迎えられる。歳を重ねる毎に、それがどんなにありがたいことか、痛切に感じるようになりました。

昨日までと同じ生活が、今日も送ることができる。これはある意味、奇跡なのかもしれません。

東日本大震災の惨状がデジャヴと感じる

今、テレビ報道を見るとロシアのウクライナ侵攻の映像が溢れています。その中にはウクライナの市民や市長が自ら撮影し、SNSにアップしている動画が数多く見られます。

攻撃を受けた民間施設、住宅、市庁舎などが無残な姿を晒しています。その惨状は東日本大震災で起きた津波がもたらした惨状とダブって見えます。

決定的に違うのは、震災は自然が起こした天災であり、侵攻は人間が起こした人災だということです。天災は防げませんが、人災は防げたはずです。それも今回はロシアという大国の指導者が狂気に囚われ常軌を逸した行動をとった結果なのです。

その指導者に仕える国防省の偉いさんは、ウクライナの軍事施設を精密な照準の武器で攻撃しているだけで民間施設は標的にしていないとうそぶき、駐日ロシア大使はウクライナで被害が出ている民間施設はウクライナ軍の誤射によるものか自作自演のものだと平然と言ってのけています。

今日は、あろうことか原発を攻撃し、その途中、必死に進軍を止めようとしたウクライナの民間人に向けて銃撃を行うなど、卑劣な攻撃をしています。体中が震え鳥肌が立つほどの憤激を覚えました。これが人間のやることでしょうか。

一般市民を標的にすれば、それは国際テロであり大量殺人以外の何物でもありません。一刻も早く裁きを受けるべきです。

とにかく一刻も早くこの非人道的な行為をやめさせなければなりません。自分には何もできない無力感だけが募りますが、こうした声だけは上げ続けたいと思います。

今年もこうして元気に誕生日を迎えることができたことに心から感謝しますが、同時にこんな悲しい誕生日でもあったことは記憶に留めておきたいと思います。

(ウクライナへの寄付金振込先はこちら

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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2022.3.4記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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