Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【あれから11年】・・・いちばん忘れちゃいけないのは、幸せだったはずの前の日

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閑話休題。

あれから11年

2011年(平成23年)3月11日 金曜日の14時46分18秒に発生した東日本大震災、あれから11年が経ちました……。

警察庁の発表では、岩手・宮城・福島の3県を中心に、亡くなられた方は1万5,900人、震災後の避難生活などで亡くなられた震災関連死は3,739人、行方不明の方も2,523人となっています。(2022年3月9日発表)

復興庁によると、2022年2月現在でまだ3万8,139人が避難生活を余儀なくされています。プレハブ型仮設住宅は災害公営住宅に姿を変え、住居の問題は解消されつつありますが、被災された方々の心は、まだまだ復興にはほど遠いようです。

被災された方の言葉は重い

以下は、震災後目にした被災された方の言葉です。

3月11日を忘れないようにしよう、ということは、よく言われます。

しかしその日は、忘れないようにする日ではなく、忘れられない日です。

忘れたいのに忘れられない日が3月11日です。

いちばん忘れちゃいけないのは、なんてことない、ほんとうになんでもない日々です。

幸せだったはずの、前の日なんじゃないかと思います。

今ある日常に、感謝の気持ちを忘れちゃいけない

あれから11年、ともすれば記憶が “風化” していることに気付かされます。でも、被災された方にとっては、風化しようがない出来事だったのです。

人間はどんなに悲しいことがあっても、「日にち薬」のお陰で長い時間をかけて悲しみを癒やすことができます。

でも、昨日まであった当たり前の生活、家、思い出の品々・・・そうしたものが津波で一瞬にして押し流され、さらに、愛する家族・家族も同然のペット・親戚・友人を失った悲しみは、10年余りの時間では到底癒えるものではないでしょう。

今も、遠く東ヨーロッパでは、一人の暴君によって引き起こされた戦火によって、同じように多くを失い悲しみに打ちひしがれている人々がいます。

どうか一日も早く戦火が終わり、ウクライナの人々に平穏な日々が戻ってきますように。
(ウクライナへの寄付金振込先はこちら

そして、今はまだ未災者である自分も、いつ被災者になるか分かりません。それまでは朝起きたときには昨日と同様元気に朝を迎えられたことに感謝し、夜寝るときには無事に一日を過ごせたことに感謝して過ごしていきたいと思います。

地震発生時刻の午後2時46分に、鎮魂の黙祷を捧げた午後に・・・

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.3.11記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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