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さて、『今日の一言メモ』第875回です。
「世界水の日」
今日3月22日は「世界水の日」です。1992年6月に、ブラジルで開催された地球サミット(環境と開発に関する国連会議) で、21世紀へ向けての行動計画(「アジェンダ21」)が採択され、この中で世界水の日を制定するように勧告されました。
そして、1992年12月に開催された国連総会本会議において、1993年から毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議されたのです。
日本では、毎年8月1日を「水の日」、この日を初日とする1週間を「水の週間」として、この期間中に水資源の貴重さ、水資源開発の重要性などについて考えることとしています。
一方、「世界水の日」は、世界的な観点からもう一度、水の貴重さ、大切さについて世界中の人々と一緒に見つめなおす「地球と水を考える日」とすることになっています。
水は限りある資源
昔から「湯水のように使う」という表現があります。湯水は、無尽蔵でとても安く手に入るものの代表という意味で使われています。
でも、今や水は枯渇するかもしれない資源です。そして、お店に行けばミネラルウォーターが何種類も売られています。ヨーロッパでは、ワインよりミネラルウォーターの方が高いといいます。
途上国では、水が万病の元になったり、小さな子どもたちが水くみの労働のため十分な教育を受けられなかったりしています。
まだ失っていないものを大切にする
ロシアの侵攻を受けたウクライナの現在の状況は、到底想像できないものでした。21世紀の現代に、あのような非人道的な侵略戦争が起きるなどあり得ないと思っていました。プーチンは、時代錯誤の人殺しの独裁者です。
ウクライナでは、ついこの間まで当たり前に存在した大切な家族や友人、そして日常のあれこれが目の前から消えています。失って初めて気づく大切なもののありがたみを、私たちは決して忘れてはいけないと思います。
平和を享受してきた日本でも、今、目の前にあるものをいつ失うか分かりません。些細なことでも失っていないことに感謝し、大切にしていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.3.22記)