Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・人間成長するためには、背伸びしてやっと手が届く高さに目標を設定して「ストレッチ」を行う必要がある

0

0

0

0

0

(画像出典元はこちら

さて、『今日の一言メモ』第878回です。

「艱難汝を玉にす」

「艱難汝を玉にす」(かんなんなんじをたまにす)とは、人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長するという意味です。

「Adversity makes a man wise.」という西洋のことわざの意訳だそうで、地中から掘り出された粗玉が、磨かれて美しい玉になるとう意味からこう表現されています。「艱難」とは、困難にあって、苦しみ悩むことです。

高い目標に向かい、困難や苦労を乗り越える

45歳で現役を引退したイチローは、かつてこう言いました。

「最低50歳まで現役と言ってきて、結局有言不実行の男になってしまったわけですけど、でも、その表現をしてこなかったら、ここまでできなかったかなという思いもあります。

だから、言葉にすること。難しいかもしれないけど、言葉にして表現することというのは、目標に近づくひとつの方法ではないかなと思っています。」

口にだして宣言する大切さが伝わってきます。私たちも、時にはやりたいことやなりたいものについて、はっきり言葉にするときがあるでしょう。

それは、周りに宣言することで、自分にプレッシャーを与え、やらざるを得ない立場に自分を追い込むためです。言葉にした以上、全力を尽くさないと、ただの口先野郎になってしまいます。

120%を目指さないと、100%も達成できない

イチローは50歳という高いハードルを自分に課したから、45歳まで厳しい練習に耐え抜くことができたのでしょう。

私たちも、目標を設定する時に100%を設定すると、せいぜい90%止まりになる可能性が高いでしょう。でも、120%の目標を設定すれば、100%に到達する可能性は高くなるはずです。

だから、目標はできるだけ高く設定した方が良いのです。かといって、高すぎると逆効果です。背伸びして、ようやく手が届く高さにするのが「ストレッチ」です。

人間は楽々達成できることをいくらやっても成長はできないでしょう。「ストレッチ」することによって、やっと成長できるはずです。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.3.26記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

詳しいプロフィールはこちら