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さて、『今日の一言メモ』第888回です。
「ヘリコプターの日」
今日4月15日は、「ヘリコプターの日」だそうです。この記念日は、ヘリコプターの原理を考え出したレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日(1452年4月15日)にちなんで制定された記念日です。
ヘリコプターの歴史を調べてみると、ヘリコプターの研究は遠く紀元前の中国の竹トンボに始まっていました。そして、15世紀に入ってから、レオナルド・ダ・ヴィンチがヘリコプターの原型を考案したそうです。
さらに、18世紀〜19世紀にかけて構想が練られますが、実際にパイロットを乗せローターを使って地上を離れたのは20世紀になってからでした。
「木を見て森を見ず」
僕がヘリコプターに初めて乗ったのは、小学生の頃に父親の仕事の関係で乗せてもらった、伊豆の観光用ヘリコプターでした。前後に回転翼があり、10人以上の乗客が乗れる結構大きな機種だったと記憶しています。
離陸すると、あっという間に地上を離れ、さっきまで自分が立っていた地表が小さくなると共に、周りの景色が広く見えてドキドキしたことを鮮明に覚えています。
それから時が経ち、社会人になって仕事をするようになって「木を見て森を見ず」という言葉を教わります。細かいところにばかり気を取られていると、大勢を見誤るという意味ですね。
その言葉を聞いて以来、「ヘリコプター思考」という考え方が身に付きました。
物事の全体像を捉えるには、ヘリコプターのように一気に上昇し、高いところから俯瞰・鳥瞰する。そして、気になる部分は、下降して近付き細かいところをよく観察する。そんな行動が大切です。
「鳥の目、虫の目、魚の目」→ 「着眼大局、着手小局」
別の言葉では、「鳥の目、虫の目、魚の目」があります。鳥の目になって、高いところから俯瞰し、虫の目になって地表から細かい点を観察する。そして、魚の目になって大きな流れ(トレンド)を感じる、という意味です。
そして、具体的に何を為すかは、この3つの目で見たものを総合して判断して優先順位の高いものを見極めていく。
結果として「着眼大局、着手小局」となる。そんなスタイルが身に付いてきたように思います。
これからも、近視眼的にならず高い視点も保ちつつ、物事に取り組んでいきたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.4.15記)