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さて、『今日の一言メモ』第920回です。
「人は見かけによらぬもの」
「人は見かけによらぬもの」とは、読んで字の如しで人の性格や能力は、外見だけではわからないという意味です。
人は外見とは違った意外な一面を持ち合わせているものです。なので、見た目だけでその人を判断することを戒める言葉でもあります。
思いがけない才能や良さを見つけることもありますが、善人そうな人が実は悪者だった場合にも多く用いられます。
その人の良さをつぶさに観察する
僕は、コンサルタントという仕事柄、人と会う機会が多い(コロナ禍ではめっきり減りましたが……)のですが、その時に気をつけていることがあります。それは、会った人の第一印象に引っ張られないことです。
特に、感じが良い、悪いといった印象評価で判断することは危険です。都会の人は慇懃な物腰の方が多いですが、往々にして無礼だったりします。
地方の人はぶっきらぼうな方もいますが、総じて素朴な感じで裏表を感じさせません。また、都会の人でも地方の人でも、さりげない気配り、気遣いができる人は、実際に好人物であることが多いです。
そして、例え第一印象で感じが悪くても、その人の良さはどこにあるのだろう、とつぶさに観察することにしています。
我と我が身を振り返るチャンスにもなる
なかには、どうにも良さを見つけられない人物もいたりします。そして、そういうときはその人のアラばかり目についたりするものです。
でも、その人のアラを感じたときは、もしかしたら自分にもそうした面があるのではないかと、我と我が身をチェックする機会を得た、と捉えることにしています。
なので、どんな人に会っても見習う点があるか、反面教師として自分の今後に生かしていくかのどちらかなので新たな出会いの機会を楽しみにしているのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.6.14記)