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閑話休題。
「雨の特異日」
今日6月28日は「雨の特異日」だそうです。その由来ですが、なんでも、雨の降る確率が一番高い日だからだそうです。6月25日~7月2日ごろは1年のうちで最も雨の降る確率が高い時期だとか。
その中でも、6月28日の確率は東京で53%ととても高く、雨の特異日とされているのです。
しかし、今年はその統計数値もまったく外れてしまう梅雨明けの晴天となってしまいました。関東甲信地方が梅雨明けしたのは昨日(2022.6.27)で平年より22日早く、統計開始以来最も早い梅雨明けだそうです。6月に梅雨明けするのは、2018年以来4年ぶりのことでした。
「晴れの特異日」
雨の特異日があるように、もっとも晴れる確率が高い日として晴れの特異日があります。
1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックの開催日が10月10日で、のちに体育の日になったため、10月10日が一番晴れる確率が高いと言われていましたが、どうやらそうではないようです。(Wikipedia参照)
もっとも有名な晴れの特異日は、統計的に見て11月3日の文化の日だそうです。
統計に囚われず行動する
統計的にもっとも雨が多い日、晴れが多い日だからといって、それによって行動を左右されるのも変です。もちろん天候によって左右される行事などもあるでしょうから、できるだけ雨が多そうな日は避けて、晴れそうな日にするという配慮も必要かと思います。
天候の特異日にかぎらず、統計学的にこういう傾向がある、という事象は多くあります。でも、そうした傾向値に囚われると、自分の言動を縛ることになりかねません。
もっと言えば、やらないことの言い訳にしてしまいそうです。自分がやりたくないこと、やらないことを正当化する理由を探して、統計的数値をその拠り所にはしたくないものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.6.28記)