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閑話休題。
「55年体制」が終焉した日
今日7月18日は、今から29年前の1993年(平成5年)に政治の世界で38年間続いた「55年体制」が終焉を迎えた日です。
「55年体制」とは、第二次世界大戦後の混迷を極めた日本で、1955年に「改憲・保守・安保護持」を掲げる自由民主党と、「護憲・革新・反安保」を掲げる日本社会党の二大政党体制が確立したことを指します。
この年の衆議院議員総選挙で、日本新党や新生党、新党さきがけが躍進して自民党が単独過半数を切り、日本新党代表の細川護煕氏を首班とする連立政権が成立し、55年体制が崩壊したのです。あれから30年近くが経ちました。
「捲土重来」
捲土重来(けんどちょうらい)とは、一度敗れた者が態勢を立て直し、再び勢力を盛り返すという意味です。砂ぼこりを巻き上げるごとく、すさまじい勢いで重ねてやって来るという表現から、こう言われるようになりました。
「捲土」は「巻土」とも書き、「重来」は「じゅうらい」とも読みます。「捲土」は、砂埃を巻き上げるという意味です。
細川連立政権の誕生で、結党以来の長期連続単独政権に終止符が打たれた自民党は、捲土重来を期し、社会党の村山富市委員長を首相に推す奇策で、1994年(平成6年)6月30日、社会党、さきがけとの連立政権(自社さ連立政権)として与党に復帰します。
その後、2009年の衆議院総選挙で自民党は大敗し、鳩山由紀夫代表率いる民主党に衆議院第1党の座を明け渡すことになります。しかし、その後の民主党政権の失政により再び与党に返り咲き今日に至ります。(Wikipedia 参照)
個人でも捲土重来を期す
人生長く生きていれば、闘いに敗れる日は幾度も訪れます。命を奪われたり、全財産を失ったりするようなことがなければ、個人も捲土重来を期して行動することが求められます。人生七転び八起きです。
転んでも、転んでも、「何度でも」立ち上がれば、いつかは明るく輝く日が来ると信じたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.7.18記)