Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・今後の時代に、唯一生き残ることができるのは、変化できる者

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(画像出典元はこちら

さて、『今日の一言メモ』第942回です。

「艱難汝を玉にす」

「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」とは、人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長するという意味です。

「Adversity makes a man wise.」という西洋のことわざの意訳だそうです。地中から掘り出された粗玉が、磨かれて美しい玉になるという意味からこう言われています。「艱難」とは、困難にあって、苦しみ悩むことを指し、「艱難辛苦乗り越えて」という使われ方もしていますね。

変化の先頭に立つことを目指す

現代経営学そしてマネジメントの父とでも言うべきピーター・ドラッカーの言葉に次のものがあります。(こちらのサイト参照)

「あえて変化の先頭に立ち、その生み手となる」

ドラッカーは言います。

変化はコントロールできない。
できるのは変化の先頭に立つことだけである。

自ら未来を作ることにはリスクが伴う。
しかし、自ら未来を作ろうとしないことのほうが
リスクが大きい。

成功するとは限らない。

だが、自ら未来を作ろうとせずに
成功することはない。

今、私達が生きている時代は、目まぐるしく変化しています。日本は、人口減少社会に突入し、人生は100年時代を迎えようとしています。学校を出てから、定年まで勤め、老後を送る、といったこれまでのステージを過ごす人生は難しい時代となりました。

さらに今回のコロナ禍です。ステイホームを余儀なくされ、リモートワークが急速に普及しました。東京都心の一等地にオフィスを構える企業の中には、オフィスを縮小したところもあります。

こうした変化に抗う昭和世代も多くいます。そして、多くの企業で主要な役職を占めている昭和世代の抵抗でリモートワークをやめる企業まで出てきました。でも、そうして動きは一過性のものだと思います。

合理的な働き方を覚えた若い世代は、いずれ昭和世代の抵抗をはねのけるのではないでしょうか。もちろん対面の良さはありますし、リモートワークはあくまで対面の補完かもしれません。

ただ、今後のIT技術のさらなる進展により、メタバースと呼ばれる仮想空間で、いつでもオフィスと同じようにアバターが動ける時代になれば、リモートワークの利便性はさらに高まるのではないでしょうか。そんな時代がすぐそこに来ているとすれば、そうした変化を積極的に受け入れ、同世代の先頭に立つことが望ましいでしょう。

唯一生き残ることができるのは、変化できる者

進化論を唱えたダーウィンは、次のように言ったとされています。

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。

ここはやはり変化に抵抗するのではなく、ドラッカーの言うように変化の先頭に立つ気概を持って生きていきたいものです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.7.21記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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