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さて、『今日の一言メモ』第944回です。
「起死回生」
「起死回生」とは、滅びかっていたものを生き返らせること、絶望的な状態から盛り返すこと、という意味です。
「起死」も「回生」も、死人を生き返らせるという意味を持っています。
可能性が1%でもあれば、それに賭けるのもアリ
愛する人が病気になって、お医者さんから回復する見込は 99%ない、と断言された時、一体どうするでしょう?
諦めますか?それとも、残り1%の奇跡に賭けますか?
1%しかない可能性に賭けるのは、常識的論理的に考えれば無謀なことかもしれません。でも、助かる確率がゼロでないのならば、やはり最後まで力を尽くしたいと思うはずです。
ただ、これが愛する人の命ではなく、仕事のことであれば別の考え方をするでしょう。
ビジネスで「ダメかも…」という思いがよぎったら
ビジネスの世界では、うまくいきそうにないかも…ダメかも…という思いがよぎったら、すぐに別のやり方を考えるべきでしょう。そのまま、それまでのやり方に拘泥するのは得策ではありません。
ありがちなのが、引き時を誤り、ズルズルと深みに嵌まることです。愛着もあり未練もある事業だからといって、そのまま継続していては出血が続くだけで、いつかは息の根が止まってしまうかもしれません。
そうなる前に、出血を最小限に留め、別のやり方を模索することが必要です。命さえあれば、いくらでも再チャレンジできるはずです。
仕事に対してどういう姿勢で取り組むか、という「あり方(Being)」は、そうそう変えるべきではありませんが、具体的にどういう方法で実現するか、という「やり方(Doing)」はいくらでも変えていいのです。
それこそ「朝令暮改」もいとわずに。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.7.24記)