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さて、「今日の一言メモ」第165回です。
「捲土重来」
「捲土重来 (けんどちょうらい) 」とは、砂ぼこりを巻き上げるごとく、すさまじい勢いで重ねてやって来るとの意味から、一度敗れた者が態勢を立て直し、再び勢力を盛り返すことを指します。
類義の言葉に「起死回生」があります。「起死」も「回生」も、死人を生き返らせるという意味で、滅びかっていたものを生き返らせること、絶望的な状態から盛り返すこと、を意味します。
可能性が1%でもあれば、それに賭けるのもアリ
愛する人が病気になって、お医者さんから回復する見込は 99%ない、と断言された時、一体どうするでしょう?
諦めますか?それとも、残り1%の奇跡に賭けますか?
1%しかない可能性に賭けるのは、常識的論理的に考えれば無謀なことかもしれません。
でも、助かる確率がゼロでないのならば、やはり最後まで力を尽くしたいと思うはずです。
でも、これが愛する人の命ではなく、仕事のことであれば別の考え方をするでしょう。
ビジネスで「ダメかも…」という思いがよぎったら
ビジネスの世界では、うまくいきそうにないかも…ダメかも…という思いがよぎったら、すぐに別のやり方を考えるべきでしょう。そのやり方に拘泥するのは得策ではありません。
ありがちなのが、引き時を誤り、ズルズルと深みに嵌まることです。愛着もあり未練もある事業だからといって、そのまま継続していては出血が続くだけで、いつかは息の根が止まってしまうかもしれません。
そうなる前に、出血を最小限に留め、別のやり方を模索することが必要です。命さえあれば、いくらでも再チャレンジできるはずです。
仕事に対してどう取り組むか、という「あり方 (Being) 」は、そうそう変えるべきではありませんが、具体的にどう実現するか、という「やり方 (Doing) 」はいくらでも変えていいのです。
それこそ「朝令暮改」もいとわずに。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.7.24記)