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【航空安全の日】・・・御巣鷹の尾根に散った520名の霊を弔い、「またいつか」という日は、もう来ないかもしれないことに思いを馳せる

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閑話休題。

「明日ありと思う心の仇桜」

「明日ありと思う心の仇桜(あだざくら)」とは、明日はどうなるかわからないという、世の中や人生の無常を説いた言葉です。

明日も咲いているだろうと思っていた桜も、夜のうちに嵐が吹いて散ってしまうかもしれないという意味を表しています。

「仇桜(あだざくら)」とは散りやすい桜の花のことで、はかないものの例えとなっています。

「航空安全の日」

8月は慰霊の祈りを捧げる日が続きます。6日の「広島平和記念日」、9日は「長崎原爆の日」でした。

そして、今から37年前、1985年(昭和60年)の今日、東京(羽田)発大阪(伊丹)行JAL123便ボーイング747(ジャンボジェット)が、群馬県の高天原山の尾根(通称「御巣鷹の尾根」)に墜落するという痛ましい事故が起きました。その後、この日が「航空安全の日」と定められました。

乗客乗員のうち、奇跡的に命が助かった4名を除く520名が亡くなるという、航空機史上最悪の事故が起きてしまったのです。改めて、亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

墜落の原因ですが、垂直尾翼が垂直安定板の下半分のみを残して吹き飛ばされ、その際に油圧系統全てに損傷が及んだ結果、油圧を使用した昇降舵や補助翼の操舵が全くできなくなったことによります。

事故発生後の調査により、事故から約1ヵ月後の9月6日、事故機の製造者であるボーイング社が声明を発表し、以前起きたしりもち事故の際に、自らが行った圧力隔壁の修理にミスがあったことを認めました。

またいつか・・・その日は、もう来ないかもしれない

日常の忙しさにかまけていると、大切な人に会うことをついつい先送りにしがちです。また、大切なことを伝えなければいけないのに、つい億劫でやめてしまうこともあるでしょう。

離れたところに住んでいる両親・兄弟姉妹、近くにいても疎遠になっている大切な友人などは、今度時間ができた時に連絡しよう、休みが取れたら会いに行こう・・・とつい考えてしまいます。その「いつか」が来ることを信じて……。

でも、その日は、もう来ないかもしれません。ある日突然訃報が飛び込んでくるかもしれません。そして、もう二度と会えないことに気づき、愕然とするのです。

今は、ちょうどお盆休みで帰省されている方も多いでしょう。自分の胸に手を当てて、本当に大切な人は誰なのか、いつ以来話していないのか、会っていないのか、大切なことを伝えていない人はいないのか、自問自答してみる時間を持つことも大切だと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.8.12記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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