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さて、『今日の一言メモ』第959回です。
「コロンブスの卵」
コロンブスの卵とは、誰かがやった後であれば簡単そうに見えることでも、最初にそれを思いつき実行することは難しく、貴重であるという意味です。
この言葉は、次の逸話から生まれたそうです。
「新大陸の発見など誰にでもできる」と中傷されたコロンブスが、テーブルの卵を一つ取って「それでは、この卵をテーブルの上に立ててみよ」と言ったが、誰もできなかった。
そこでコロンブスは、卵の尻をこつんとテーブルで潰して立ててみせ、「新大陸の発見もこれと同じだ。西へ船を走らせれば、誰でも大陸にぶつかるかもしれない。なんでもないことであっても、それを最初に思いつき実行することが重要なのだ」と述べた。
「知ってる」と「できてる」の間にある大きな差
いろんな人と話していると、だいたい次の2つに分かれるように思います。
「ああ、それは知ってる、そのやり方は自分も考えた」と「言うだけの人」と、「うん、それは毎日やってるよ、何度やってもできなかったけど、今はできるようになったよ」と「行動している人」の2つです。
そして、前者は結果を出す「やり方を昔から知っていた」と言いますが自分ではやっていません。なんでやらないのでしょう。やっても100%うまくいく保証がないから、だそうです。最初から100%うまくいくことしかやらないのでしょう。
また、「仕事のやり甲斐」「生き甲斐」という言葉自体は、誰しも知っているでしょう。でも、実際にやり甲斐を感じている人、生き甲斐を持っている人は、そう多くないかもしれません。
「知ってる、分かってる」と「できてる、やれてる」の間には、気の遠くなるような大きな差があるのです。
いろんなセミナーに参加したり、本を読んだりして知っていることを増やしても、知識を増やしても、それを実践して自分がうまくできるようになるまで何度も何度も繰り返さないと単なる物知りで終わってしまいます。単なる物知りならば、Google先生に叶うはずがありません。
やりたい人 1万人
やる人 100人
続ける人 1人
と言います。
なので、「できること、やれること」を増やすために「継続する力」を味方につける必要があると思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.8.14記)