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さて、『今日の一言メモ』第980回です。
「恋は思案の外」
「恋は思案の外(ほか)」とは、男女の愛情・恋情は、常識で説明できるものではないということです。恋は理性を失わせるもので、常識や理屈では測れないという意味ですね。
「思案の外」とは、思慮分別とは別のものという意味であり、非常識や無分別な言動を指しています。
「セプテンバーバレンタイン」
今日9月14日は「セプテンバーバレンタイン」といって、女性から別れ話を切り出してもよいとされている日だそうです。
なんでも、この日に女性が紫色の物を身に付け、白いマニキュアを塗り、緑のインクで書いた別れの手紙を、直接手渡すというのがルールだとか。
今から半世紀以上前に放送されていた、TBSラジオの深夜放送『パック・イン・ミュージック』が発祥と言われています。
まあ、今では女性から別れ話を切り出すなど、日常茶飯事だと思いますが、半世紀前にはなかなかできなかったことなのでしょうか。
また、最近では、失恋して傷つくことが怖いから人を好きにならない、という若者がいるそうですが、それではいつまで経っても大人になれないと思いますけど……。
いくつになっても、心トキメクのは大事
僕が還暦を迎えてから6年以上が経ちます。還暦とは、お馴染みの十二支(子丑寅卯辰巳・・・)と十干(甲乙丙丁・・・)を組み合わせた干支(えと)が一巡することに由来します。
このことから「生まれたときと同じ暦に還る(赤ちゃんに還る)」という意味で「還暦」と呼ぶようになったのです。
僕が還暦を迎えた時、これでゼロ歳から改めてスタートするのだ、と考えました。
還暦を迎えるまでは素敵な女性に出会って心のトキメキを覚えても、心の底に抑え込んでいましたが、新たなスタートをしてからは解き放つことにしました。
もちろん、浮気をしたいなどと不純なことは思っていないのですが、心トキメイたり胸がドキドキする時間を大切にしようと思ったのです。
サムエル・ウルマンが残した有名な詩「青春(Youth)」に、次の一説があります。
青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方をいう。
(中略)
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
(中略)
20歳だろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
80歳であろうと人は青春の中にいる。
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というわけで、短い人生です。いくつになっても恋をして、胸をトキメかせながら、青春を謳歌し若々しくいることは大切だと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.9.14記)