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閑話休題。
「雨垂れ石を穿つ」
「雨垂れ石を穿つ」(あまだれいしをうがつ)とは、どんなに小さな力でも、根気よく続けていればいつか成果が得られるということの例えですね。
軒下から落ちるわずかな雨垂れでも、長い間同じ所に落ち続ければ、ついには硬い石に穴をあけるという意味からこう表現されています。
中国の歴史書である『漢書・枚乗伝』には「泰山の霤は石を穿ち、単極の航は幹を断つ」とあります。「穿つ」とは、穴をあける、掘るという意味です。「雨垂れ石窪む」とも言われます。
とにかく淡々と、小さなことを積み重ねていく
数年前から自らに課したことを、ひたすら「淡々と続ける」と決めてきました。「よし、やるぞ!」と力を入れて、というか力み返って始めてしまい、長続きした試しがないからです。
「まあ、続けられるところまでやってみるか」と肩の力を抜いて、淡々と取り組んだ方が結局長続きするものです。
このブログは、2014年元旦から今日で満9年間、毎日更新することができました。それ以外で、毎日継続していることは次の表の通りです。継続日数は、今日 (2022.12.31) 時点のものです。
デジタル写真日記は19年半、ペン字練習は11年連続で毎日続けることができました。その他のものも淡々と続けてきて数年になります。まあ、こうしたことを半年、1年続けたくらいでは大きな変化は起こりません。
でも、数年間小さなことを淡々と毎日続けてきたことで、少しずつ世界が変わってきたことを実感しています。イチローが言っていた「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道」という境地に至るにはまだまだですが、この調子で来年も過ごしていきたいと思っています。
ではでは、今日はここまでにしましょう。
今年も読んで頂いてありがとうございました。
皆さまにとって、2023年が良い年になりますように!
では、また!
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(2022.12.31記)