(画像出典元はこちら)
熱意に絆(ほだ)された経験
誰にでも熱意に溢れた友人がいるのではないでしょうか。そして、その友人から凄い熱意を持って、本や映画やお店を薦められたことがありませんか。
「超絶面白い!」「超絶ユニーク!」「超絶美味!」などと、形容詞も半端なく熱意を持って語られると、ついAmazonでポチッとしたり、映画館やお店に足を運んだりしてしまいます。
つまり、凄いボルテージの熱量(情熱)がこちらの行動を誘発してしまうわけです。
やはり人を動かすのは熱意
今回のWBC準々決勝で先発した大谷翔平選手の気迫溢れるピッチングは鬼気迫るものがありました。1球投げるごとに「ウリャ〜!」と雄叫びをあげる姿は「一球入魂」そのものでした。
そして、3回裏1死ランナー1塁の場面で打席に立った大谷翔平選手は、迷うことなく初球をバントしました。結果、バントヒットとなってランナーは1、3塁となり後続のバッターが奮起して逆転につなげました。
メジャーリーグで30本、40本のホームランを打ち、本塁打王を争いMVPを取るような選手がセーフティーバントをするなど世界中誰も想像だにしなかったでしょう。
試合後のインタビューで彼は「あの場面で一番のリスクは、相手の大谷シフトにはまりダブルプレーを取られること。それに対してバントは最もハイリターンを期待できる選択だった。チームの勝利の前に、個人のプライドなど微塵もなかった。」と言い切りました。
あれだけの選手がこれだけの一途な熱意、勝利への執念を燃やし、一心不乱に取り組んだら周りの選手も奮い立たないはずはないでしょう。
何を語るにしても、何を示すにしても、相手に行動してもらおうと思ったら一にも二にも「熱意」を込めることが大事ですね。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・・・・
(2023.3.17記)