(画像出典元はこちら)
「ヘリコプターの日」
今日4月15日は、「ヘリコプターの日」だそうです。この記念日は、ヘリコプターの原理を考え出したレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日(1452年4月15日)にちなんで制定された記念日です。
ヘリコプターの歴史を調べてみると、ヘリコプターの研究は遠く紀元前の中国の竹トンボに始まっていました。そして、15世紀に入ってから、レオナルド・ダ・ヴィンチがヘリコプターの原型を考案したそうです。
さらに、18世紀〜19世紀にかけて構想が練られますが、実際にパイロットを乗せローターを使って地上を離れたのは20世紀になってからでした。
最悪を想定して、楽観的に生きる
ヘリコプターというと、いろんなことが脳裏に蘇りますが、特に鮮明に思い出すのが12年前の東日本大震災で、沖から陸地へと迫り来る津波をヘリコプターから撮影した映像です。
不気味に押し寄せた津波は沿岸でさらに盛り上がり、遠慮会釈もなく内陸部に突き進み多くの建物や人、何もかも飲み込んでいきました。実際に機上で撮影していた人は戦慄に襲われたのではないでしょうか。
こうした災害と反対に、盆と正月が一緒にやってくるような良いこともあるはずです。でも、やっぱり事故と病気に同時に遭遇するような事態を想定して備えておくことが必要でしょう。目を背けずに。
なぜか人は皆「自分だけは死なない」と思いがちですが、決してそんなことはないので、最悪を想定して精神的にも物理的にもある程度の備えをしておくことは必須と思います。
そうした備えをした上で、くよくよ不安に思うのではなく、楽観的に生きることが大切だと思います。
ビジネスの世界でも、最悪の事態を迎えないように
自分でビジネスをしている人も会社勤めの人も、仕事をしている以上、なんらかのサービスを提供してその対価をお客さまから頂いたり、お給料としてもらったりしているわけです。
会社でスタッフ部門・管理部門にいる人は、直接お客さまと接する機会がないかもしれませんが、実際に顧客と接する部門の人たちをサポートしているわけですから、間接的にお客さまと接しているわけです。
それに、会社からお給料をもらっていたとしても、そのお給料はお客さまから頂いた売上から支払われています。
ですから、常に注力すべきはお客さまへ、どのように最高の製品・サービスをお届けするか、ということです。それがどこかに行ってしまい、自分自身の出世や権力獲得や昇進、昇給などに汲々とするようになったら、それは終わりの始まりです。
そんな社員ばかりの会社は、いつか行き詰まるでしょう。そうなったら、最悪の事態です。そんなことにならないよう、今、自分はお客さまに向いて仕事をしているか、常に自問自答する必要があると思います。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・・・・
(2023.4.15記)