Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

098 2014年の基本スタンスを決めたのは! 〜徒然なるままに(47)〜

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2014年の基本スタンス

さて、昨日のアップで2014年の基本スタンスを次のように決めたことをお伝えしました。

「目指す最終目標は、ゴールに到達することではなく、ゴールを目指す過程で自分のベストを尽くすことだ。」

そしてこのスタンスを読まれて「なぁ〜んだ、当たり前のことじゃないか。」と思ったり「いや、やっぱり結果だよね。」と思われた方もいるかも、と書きました。

097 目指す最終目標とは? 〜徒然なるままに(46)〜 | ITで第二の人生を切り拓く、シニア起業家ブログ
 
 
 
 

なぜ、この基本スタンスに?

そして、これは「社会人版キムゼミ」主宰のジョン・キム先生の言葉がベースになっていて、その言葉を聞いた時、今迄忘れていたことにハッと気付かされたような、鮮烈なインパクトを与えられた言葉だったのです。

なぜそれほどまでにインパクトがあったのか、自分でも不思議でした。

つらつら考えてみると、2011年3月まで、33年間の会社員生活を過ごしているうちに、知らず知らず身に染み付いてしまった「結果・成果主義」という考え方があったからだと思い至りました。

富田が新入社員となった1978年 (昭和53年) 当時、日本は石油ショックという出来事による不況、就職氷河期を迎えており、会社という組織も年功序列制度がまだまだ主流でした。

そして、年を経る毎に全社的な人件費抑制ニーズもあり、日本全体でアメリカ式成果主義が導入されるようになりました。これは成果を挙げた個人に多く報いる、という一見正当な理論に見えますが、結果的には日本的経営の良さであるチームワークをじわじわと阻害する要因になったことも否めません。

富田は、1989年 (平成元年) から7年程人事部に属し、新卒・中途採用や教育研修を担当していましたが、当時の経営からの指示で人事制度の改訂にも取り組みました。それまでの制度を改め、職能資格等級制度を更に推し進めるという取り組みです。

職能、すなわち資格等級毎に求められる職務能力を定義し、一人ひとりの社員を評価後、然るべき資格等級に格付けし月例給与を定め、毎年の評価 (人事考課) により更に細かくランク分けされた職能給を基本給とは別に定めるというものです。なんと改訂前は、年齢給なるものが存在していたのですよ!(^^;

そして、半期毎の目標設定制度の運用により、その目標に対する成果を評価 (賞与査定) し、資格等級毎評価ランク毎に定められた賞与を支給することになりました。

自分自身で設計した制度ですし、数年かけてその定着に奔走したものです。そうして自分の中で「結果・成果主義」を正当化し自分の身に染み込ませてしまったのでしょうね。

会社を辞めて2年、2013年の気付き

そうして過ごしてきた会社も、2011年3月末でアーリーリタイアメントし今日に至ります。

フリーランスとして独立後は、住む世界や会う人が全く異なり、かなり戸惑いました。そうした戸惑いの中で、今思えばジョン・キム先生と出会った2013年は、まさしく自分自身の中に根付いてしまっている過去の常識との戦いの日々だったのです。

自分をつくる学校」に入学し、教科書ともいえる「冒険に出よう」「キャリア未来地図」を読み、安藤美冬学長、メイン講師の原尻淳一さんの講義を受け、ゲスト講師として登壇された千葉智之さん、本田直之さん、ジョン・キム先生、永川優樹さんという錚々たる方々のお話を聞く中で、ますますそうした過去の常識に囚われない生き方が大切という思いを強くしていきました。

そうしてもがきあがいている中で通った9月の「社会人版キムゼミ」。出会ったジョン・キム先生の言葉。そうしてハッと気付いたのが、目指す最終目標は、結果・成果を出すことではなく、そのプロセスで自分がベストを尽くすことではないかということです。

例え結果が出なくても、成果が挙がらなくても、ベストを尽くしていれば、そうして何度もチャレンジしていれば、いずれ結果・成果はついてくるのではないか、と (やっと) 思い至った次第です。

・・・・・・・
またまた長くなってしまいました。明日はこの基本スタンスについて纏めてみたいと思います。
ではまた!(^_^)

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(2014.1.4記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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