Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

146 電子書籍端末3台目は、いよいよ本命の「Kindle Paperwhite」(6.0インチスクリーン)! 〜徒然なるままに〜

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アイキャッチ画像

前回は、電子書籍端末として2台目となる「Galaxy Tab」7.0インチモデルを購入した経緯と使用感についてご紹介しました。

そして、2013年春、前年に発売された「Kindle Paperwhite」をいよいよ購入し、暮れにiPad miniを購入するまでメインの電子書籍リーダーになったことをご紹介します。

日本でのKindle時代の到来

以前にも書きましたが、Amazonが開発したKindleの歴史は古く、2007年11月にアメリカで初代の機種が発売されます。その後、立ち上がりは順調とはいかなかったようですが、専用端末以外にWindows版、iPhone版、iPad版、MacOS版、Android版と次々とリーダーアプリを提供すると共に、電子書籍の品揃えが豊富となり、2011年4月にはKindle版の書籍の売り上げが紙の書籍を上回るようになったそうです。

日本では、電子書籍化に関して出版業界との調整に時間がかかり、なかなか発売されませんでした。それでも、2012年10月になってやっと、日本版の専用リーダー端末であるPaperwhite、Fire・Fire HDを発表し、同時に日本版のKindleストアが開設されました。

富田の周辺でも先駆者達がこぞってKindle端末を買い求め、特に専用のe-ink仕様の6インチスクリーンでモノクロ乍らPaperwhiteモデルの評判が高まっていました。

実際に実機を触らせて貰ったのですが、ページ切替や表示スピードは液晶には敵わないものの、以前のSONY Reader程の遅さはなく、十分実用に耐えるものでした。そして、2013年4月にAmazonでポチッとクリックして手元に届いたのでした。

Kindle Paperwhiteの使用感

手元に届いたKindleは本当にシンプルで、書籍を読むという機能に徹した潔さを感じるものでした。以下、Amazonのサイトからいくつか引用してみます。

10 kindle本体

鉛筆より薄く軽い本体は二本指でもつまめる程です。仕様はこんな感じです。

20 仕様

特徴としては以下の通りです。

  • Wi-Fi接続でKindleストアから簡単に本をダウンロード可能 (Amazonが3G回線料金を負担してくれる3G回線モデルもあり)
  • ソフトウェアのインストールや複雑な設定は不要で、PC を使う必要もなし
  • 本物のインクを使用したe-inkスクリーンを採用し、紙と同じ感覚で読書可能
  • 明るい日差しの中でも、反射を気にせず読書を楽しむことがで可能
  • 暗い場所でも、液晶のバックライトのように直接目に光を当てるのではなく、ディスプレイ自体を照らすので目が疲れない
  • 薄くて軽い本体に1000冊以上の本を保存可 (コミックなど一部を除く)
  • 一回の充電で最大8週間使用可能 (充電はmini USBケーブルを使用)

特にe-inkスクリーンは優れもので、直射日光下ではiPhoneやiPad等の液晶は使い物になりませんが、なんともはっきりくっきり表示されるので、公園で寝っ転がって読書したりするのに最適です。(時々、寝てしまって顔に本体を落として痛い思いをしますが・・・(^^; )

30 明るい場所

そして、夜寝る時にベッドで読書することがあると思いますが、液晶では目に悪いので控えた方がいいですよね。その点、e-inkスクリーンは目に優しいので大丈夫です。(尤も、あまり長時間はお薦めできませんが・・・)

40 暗い場所

このスクリーン構造は良く考えられていて、流石に時間をかけて開発されたものだと感心します。

50 スクリーン構造

購入以前から、iPhoneでKindleアプリを使って何冊か電子書籍を購読していましたので、なんの違和感もなく使い始めることができました。

そして専用リーダー端末だけあって、本を読むことに集中できます。なんといっても他に気が散りません。MacやiPhoneを使っていると、ついついSNSやメールやネットサーフィンに気を取られてしまうこともありますが、Kindleに向かっている限り、読書以外に気が散りません。(簡易なブラウザは付いていますが、あまり使う気にはなりません)

そして、昨年末からはカラーで読みたい書籍や電車内で読書したい時は、iPad miniでもKindle書籍を読むようになりました。こんな時に便利なのはどこまで読んだのかしっかり同期をとってくれる事です。家に帰って、夜寝る時にKindle Paperwhiteで続きから読む時は、昼間iPad miniで読み進んだところまでしっかりページ送りをしてくれます。

昼間、iPad miniで読むのを中断する時に特にしおりを付けたり、何か操作をする必要はありません。ただ、スリープするだけです。Kindleでも同様にスリープさせるだけです。iPhoneが加わっても同様です。どの機器を使っていても、再び読み出す時は「別の端末で読んでいたところまでページ送りしますか?」と聞いてきますので、Yesとタップするだけです。これは便利ですね。

Kindleストアで販売している電子書籍も当初は物足りなかったですが、どんどん充実してきて、今や新刊発売と同時にKindle版も一緒に発売開始になる書籍も増えてきました。そして、今迄の紙書籍やその他商品のネット販売と同様の手法で、月間セールや日替わりセール等あの手この手でAmazonサイトを充実させています。

今では書籍を購入する時は、まずKindle版がないか確認して、まだKindle化されていなければ紙書籍のページでポチッとする程です。

また、「Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング」という機能が提供され、個人でも電子書籍を出版できる時代が到来しています。そして、WordPressでブログを作成していれば、そのブログを電子書籍化してくれる「BookPress」というサービスも登場しています。

こうしてどんどん発展していく電子書籍の今後が、本当に楽しみですね。

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さて、今日も長くなりましたので、ここまでにしましょう。
ではまた!(^_^)

 
 

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(2014.2.21記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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